本屋から本屋へ2013/04/24

 シェイクスピア&カンパニー書店(パリ)→シティライツ書店(サンフランシスコ)という流れのキーワードは、言うまでもなくビート・ジェネレーションだ。
記憶に残る1978年のシティライツ書店は、薄暗く埃っぽく、しーんと静まりかえっている。
 ネット上に写真を見つけた。これは1979年だそうだ。

citilights1979

 そして2010年のシティライツ書店。いつかまた行かなきゃね。
citilights2010

 今ではKindleでe-booksを読むこともあるのだが、すき間なく本の並んだ棚の間を歩く時の沸き立つような気持ちは、もちろん格別のものだ。

 忘れ難い本屋と言えば、『チャリングクロス84番地』を思い浮かべる。心温まる物語のMarks & Co.は既になくなって、ロンドン古書街のこの番地の建物にはプレートが貼ってあるだけらしい。評判のよい映画のほうも見てみようか。

コメント

_ dragonfly ― 2013/04/24 21:35

スタイン方向から入ってシティライツに繋がるとは驚きだったが、既にふたつの本屋を取り上げた雑誌もあった。HUgE2013年2月号"Go Bookstore!!"Kunichi Nomura氏の記事を読んだところだ。二代目S&Cジョージ・ホイットマンとビートの関わりに具体性がなく、やや物足りないかも。かっこいい雑誌ではあります。

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