ダース・ヴェイダーと息子の本2013/03/06

 こんなにうれしい児童書があったのを、つい最近まで知らなかった。スターウォーズ・マニアの妹にプレゼントしようか。翻訳『ダース・ヴェイダーとルーク』が出ていたけど、原作も平易な英語で読みやすいそうだ。



 しばらく前、ディズニーがルーカス・フィルムを買収し続編が作られるというニュースが流れ、その後「ジョージ・ルーカスが売却益40億ドルを慈善事業に寄付」「エピソード7は2015年公開予定」などの記事が続いた。
 ハリソン・フォードのハン・ソロ復活についてもあちこちに書かれていたが、IMDbの出演者リストを見ると、既に決定事項のようだ。他のメイン・キャラクター、レイヤ姫、ルークが出るかどうかはまだ噂の段階らしい。
 一体どんな映画になるのか、少し心配だよね。みんな大丈夫?何しろエピソード4-6は1977年から83年だったのだ。他人事じゃないけど。

I wish I were there2013/03/18

 ストランド書店からのメールに、先週こんな画像が貼ってあった。
読めばきっと次の旅に出かけたくなる本10冊、 "You Wish You Were There"。画像を拝借します。

strandrravelbook

 紹介されている本の中に、ウィリアム・リースト・ヒートムーンの"Here, There, Elsewhere: Stories from the Road"があった。
ヒートムーンのデビュー作"Blue Highway"はずいぶん前アメリカ人の友人に薦められて買ったのに、パラパラめくっただけだ。もう一つの『路上』(ケルアック)と称されたベストセラーを、いつかきちんと読まなくては。
と思っていたものの、邦訳(『ブルー・ハイウェイ』河出文庫)が出ているのに気づき入手してしまった。あは。
"Here, There, and Everywhere"は、もちろんビートルズの曲だね。

  そう言えば、"Wish You Were Here"はピンクフロイド、シカゴにも"Wishing You Were Here"というラブソングがあった。
そしてわたしはGoogle Earthを眺め、"I wish I were there"と思う。

ロンドン&パリ旅行#1 Abbey Road2013/03/31

 3月23日朝、ロンドンの気温は0度。雪がちらついている。アビーロードの横断歩道は、地下鉄St.John's Wood駅からほんの数分歩いたところにあった。
道路の向こうにある2階建ての家が、Abbey Road Studios だ。塀はびっしりと(訪問記念の)落書きで覆いつくされている。

abbeyroad

 寒い。でも、横断歩道を歩く。今回の旅の仲間Aさんと交代で写真を撮り合いながら、大股で歩く。左利きのわたしはポールと同じように裸足で歩くのが流儀かもしれないが、それには寒過ぎる。
 写真に車は写っていないものの、この通りはけっこう交通量も多い。タイミングを見計らい、順番を待って、アビーロード詣での人々がカメラを向け合っている。
 楽しそうに歩き出そうとしている4人の中年おじさんたちは、どこから来たのだろう。1969年、世界のどこかで、わたしのようにラジオから流れる"Come Together"を聴いたのだろうか。

ロンドン&パリ旅行#2 museums2013/03/31

 押し合いへし合いには慣れている。ん、でもここはJR電車じゃないよね。

rosettastone
大英博物館に入場すれば、皆必ずこれを見に行く。もみくちゃ、ロゼッタストーン。

monalisa
ルーブルに行けば、これも必見でしょ。
 人熱れでクラクラしながら、少しずつ前に進んでいると、後ろから何語かで「押せ、押せ」と言いながら10代の少年がずんずん割り込んで来た。押しのけられた人たちが"stop!"と騒ぐ。すぐ後ろまで近づいた時、真横のムスリム婦人と一緒に"no!!"とブロックした。何語かでなんでだめなわけ?」
"'cause we all wait!"と言うと、ムスリム婦人も大きくうなずいた。
「へー、クリスマスまで待つつもりなんだ」
多分そんな意味の捨て台詞を言って、少年はすごずごと退出。
品行方正な日本人は焦らず順番を待ち、10分後最前列でモナリザと対面した。ふう。

 せっかくここまで来たんだから、有名なあれを見ておこうと、世界中から人々が集まるわけですね。ミロのヴィーナス、ハムラビ法典なども、せっかくだから見てきました。見たことの意味は不明ですが。