2017年春学期2017/06/19

 日本語学校は3ヶ月ターム制が多い。K校の総合日本語コース、春学期10週間は先週終了した。Y校も水曜日の個人面談が終わると、短い学期休みに入る。
 
 久しぶりに写真を貼り付けよう。アジア系5カ国21人は初級後半を勉強中だ。都心の学校に安全対策は欠かせず、5月の校外学習は防災館、今日は避難訓練だった。
 ディクテーション、漢字と文法小テスト、動詞フォームテスト、各課テストの採点と成績表記入、お掃除当番表と月毎の座席表作成など、授業以外の作業も少なくない。今年度担任制が復活したY校で(逃げ切れず)クラスを任されてしまい、楽しいけれど気忙しい3ヶ月だった。お疲れさま〜

yiwa2017spring

卒業式20172017/03/06

 Y校今年の卒業式が無事終了した。校舎移転から2年、学生が増え、舞台は溢れかえっている。客席にもほぼ同じ数の在校生がいて、立ったり座ったり笑ったり。アジア系7カ国、皆いつもと同じにぎやかさだ。はい、カメラを見てくださ〜い。
 ご卒業おめでとうございます。体に気をつけて、元気に活躍してね。

yieagraduation2017

夏休みの子供レッスン2016/08/24

 夏休みの間だけ、週に2回各90分子供たちを教えている。
7月初旬に日本へ来て都内の小学校と幼稚園に入ったところで、すぐ夏休みになってしまった。ひらがな/カタカナと基本表現を教えてほしいという依頼だ。
 今日が8回目。日常のあいさつ、簡単な自己紹介、数字は100まで、色、天気、時間など練習し、ひらがなは濁音まで終わった。ノートに書くだけでなく、アクション、iPadのKeynoteで作ったプレゼン・ファイル、カードなど工夫しているが、順番に並んでいないと字が読めない。カルタ取りゲームは張り切ってするのに、どうも定着しないなあ。
今日は付箋のひらがなを読んで、家の中に見つけ、貼り付けるゲーム。
とけい、まど、つくえ、いす、かばん、はこ、ぼうし、えんぴつ、ほん、みず、かさ、はさみ、れいぞうこ、そうじき、、、
いつの間にか読めるようになったお母さんに助けてもらいながら、楽しく飛び回って練習した。残りは2回。動詞でコマンドゲームでもしようか。
カタカナ全部する時間はないなあ。うーむ。

summerkids

カール・マイって誰?2016/05/11

 ハドソン湾クエストの悪筆メモを解読しなくてはいけないのだが、今日聞いた話も書いておきたい。

 カール・フリードリヒ・マイ(1842-1912)というドイツ人作家の書いた小説が大変面白く、中でも『アパッチの酋長、ヴィネトゥ』はとびきり痛快で血湧き肉躍る冒険譚であるらしいこと。

 カール・マイ? スロバキア人学生に教えてもらうまで全く知らなかった作家だ。よく読まれているんだろうか。「ヴィネトゥ」が書かれたのは1893年だから、作品は19世紀、西部開拓時代の話だろう。日本語の資料はわずかで、取りあえず図書館に筑摩書房版をリクエストした。

 ドイツ東部の小さな町に生まれ物語を描く才能に恵まれたものの家が貧しかったため師範学校にしか進学できず、そこでの厳しい規律への反抗から禁固刑を受け更生施設や刑務所に送られたが、不自由な生活の中で想像の世界を広げ文筆を仕事にすることを決意し編集者を経てフリーの小説家になり、やがて当代随一の人気作家となったカール・マイの冒険小説はオスマントルコ帝国やアンデス山中、アマゾン流域、またアメリカ西部などを舞台としており、その地名地形風俗描写の綿密さもさることながら民族宗教を語る比較文化/文化人類学的視点は確かで、変化に富む奇抜で見事なストーリー展開に読者たちは息を呑んで夢中になり、70代になったアインシュタインとシュバイツァーとヘルマン・ヘッセでさえ少年時代にその魅力の虜になったことを膝を叩き合いながら語り合ったという。(wikiを一文にまとめてみた)

 そんな世界大冒険物語を書いたにもかかわらず、カール・マイは一度もアメリカへ行ったことはなかった。そして、ネイティヴ・アメリカンは白人の無法者の犠牲者として描かれている。って、へえ、面白そうですよね。

 春学期は上級文法を受け持っているのだが、このレベルの学生たちとは本の話ができるのがとても楽しい。日本ではあまり知られていない作家や翻訳が出ていない作家について、他では得られない新鮮な情報が入ってくるのだ。最近では、それがこの仕事の魅力の一つになった。

アメリカの高校の教科書2016/03/20

 Prentice Hall LiteratureのPlatinumは、高校1年生が language art のクラスで使う教科書だ。手元にあるのはこれだが、もちろん改訂版も次々に出されている。



 先月、文科省が2020年度に始まる新学習指導要領に合わせて高校国語の教科内容も検討中というニュースがあった。読み直してみると「現代の国語」と「言語文化」を必修とし、「論理国語」「文学国語」「国語表現」「古典探究」などの選択科目が設定されると書かれている。

 アメリカの language art は「文学国語」「古典探究」に相当するかもしれない。このGrade10用教科書には、ポー、E.ビショップ、W.H.オーデンなどの詩、M.トゥエイン、ジェイムス・サーバーやラングストン・ヒューズ、ディラン・トマス、カポーティなどの短編が収められている。
おっと、好きなものを書いてしまったけど、シェイクスピア劇、キーツ、スタインベックの中編小説、レジナルド・ローズ作「12人の怒れる男」脚本なども入っている。何しろ1,000ページを超す分厚い本で、2000年当時教科書は学校の備品だった。どの科目も確かそうだったと思うが、学生たちは自分が選択したクラスの教科書を1年間借り受けることになっていた。今はきっとeBookが各自に配布され、持ち運び便利になっているんでしょうね。よく知らないけど。
 この本が楽しいのは作品の前に手引きguideがあり、作品の後にどう読むかのヒント、分析するためのポイント、批評的な読み方、読後要約のまとめ方などのページがあることだ。留学生の気分でパラパラと好きな部分を読み始め、いつの間にか引き込まれて時間が過ぎていく。
はい、三連休。冬学期が終了し、春休みでもあります。

つま、うま、くま2016/01/19

 問題
熊にあってしまったら、どうすればいいだろう。死んだ(ふりをする)とか、木に登るのは正しい方法ではない。あわてずに、熊と目を(合わせたまま)静かに後ろに下がったほうがよい。
でも一番正しいのは、熊にあったらどうするかではなく、あわないようにすることである。

(   )の答えを選択肢から選ぶ文法問題をしていた。全員ほぼ正解だったが、
答え合せが終わった後、カタカ君から質問
「先生、くま は 何ですか?
 つま と うま は 知ってるけど、 くま は 知らない」
どういう光景を思い浮かべて問題を解いたのかな。つま?
説明した。

久しぶりに、愉快な教室の話。寒くてうへ〜と思いながら出かけるが、笑いながら帰宅する。1月期はY校が新入生クラスと中級クラス、K校は初級N4漢字とN2文法を担当している。今日は中級だったんだけど。

2015春学期2015/06/07

 4月初旬のスタートから数週間たち、欧米系・アジア系どちらの学校のクラスも皆すっかり仲良くなった。休み時間に日本語で会話しているのがいいですね。

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 超初級クラスもすでに漢字練習が始まった。ひらがな・カタカナが頼りない学生もいるけれど、こうして較べてみると、日本語表記が一番簡単だと思うなあ。

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