イタリアへ絵を観に行く (3)2018/01/08

フィレンツェ

 駅に近いホテルに2時前にチェックインし、さっそく歩き始める。が、今回初めて持参したwifiで利用するGoogle mapのGPSと持ち主の方向感覚が妙にズレるのだ。違った方向に無駄に歩いてしまう。紙の地図だけの頃にこの混乱はなかった。
サンタマリア・デッラ・フィオーレ、フィレンツェのドゥオモに圧倒される。並んで内部を見学し、並んでクーポラに登り、町を見下ろした。フィレンツェは美しいと聞いていた。本当に美しい。
GPSと戦いながら、歴史地区を歩き回った。
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 翌朝ウフィツィ美術館へ行く。ボッティチェリの間は既に混雑、特に中国の団体ツアー客でにぎやかだ。回廊からベッキオ橋方向を眺め、ミケランジェロ(聖家族)、ラファエロ(ヒワの聖母)、ダ・ヴィンチ(受胎告知)、、名だたる傑作にクラクラしながら外へ出た。
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中央マーケットのフードコートで昼食を取り、午後はアカデミア美術館。ダビデ像が決意に満ち、孤独に立っていた。
その後サン・ロレンツォ聖堂や市場、前日買ったチケットで入れるドゥオモ付属博物館など回っているうちに、もう夕方になってしまう。時間足りないよね、いつも。

 ところで、ルネサンスの町フィレンツェで、この旅行中唯一の危機が勃発した。
駅前のカルフールで3人の不良娘に囲まれ、その一人にワインボトルで頭を殴られたのである。妙に近づいてくるなあと思った瞬間、パコン。(ボカン!でないのが幸い)とっさにバッグを押さえ込み(元々しっかり斜めがけ)無事だったが、さすがイタリア!注意しましょう。

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