イタリアへ絵を観に行く (5)2018/01/09

特急電車について
 3区間乗るフレッチェロッサの座席は1等、2等プレミアム、そして2等普通の3種類を購入した。違いを知りたかったからだが、結論「あまり変わりません」
飲み物や新聞などの車内サービス、座席の数と種類(革張り/布)が少し異なる。
車両平面図を確認して荷物棚の近くを予約したのに、誰もそんなことは気にしてないようだった。断言はできないにせよ、ほぼ安全だろう。

1等の車内。ホテルチェックインの時間に合わせるため、到着はいつも午後2時頃にした。車窓からの風景が楽しい。長い鉄橋を渡ればヴェネチアだ。
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ヴェネチア

 ホテルにチェックインし、さっそく水上バス、ヴァポレットに乗る。サン・マルコ広場へ行かなくちゃ。なぜなら、10数年前のIMAXフィルムで、あの広場はまるで宇宙の中心のようだったから。モーガン・フリーマンがナレーターだったが、ナショジオ番組以前のものだ。Explore The Cosmos With Morgan Freeman(開始6分ほどで広場が出る)そのシーンを、まだ高校生と小学生だった子供達と見たのだ。なぜか印象に残り、ずっと覚えていた。

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 ヘミングウェイ・ファンとしてはHarry's Barも忘れてはいけない。でも、外から見ただけ。
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 ヴェネチアの2日間、意見の合わないGoogle mapを頼るのはやめて、道路表示を見ながら迷路を歩き回った。案の定何度も不思議な路地に迷い込んだが、教会に入り、リアルト橋近くの市場を覗き、サン・マルコ寺院のテラスに上がり、小さなバーで一人楽しく小皿料理でワインを飲んだりした。

 美術館は現代美術のペギー・グッゲンハイム。
ちょうど小さなピカソ展を開催していた。古い名画を見過ぎてガチガチにこわばった頭がほぐれていく実感があった。カンディンスキー、マグリット、ポロック、ウォーホル、、そのよさは単に自分との距離なのか。
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イタリアへ絵を観に行く (6)2018/01/09

ミラノ

 そうだ、これを観るためにやって来たのだ。秋口から幾度も予約サイトにアクセスして発売開始日を確かめ、12月24日夕方の予約を取った。クリスマスの25日は閉まっているからこの日しかない。
死ぬまでに見たい名画「最後の晩餐」

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 鑑賞時間は15分、25人ずつが指示に従って3つの扉を進むと、薄暗い部屋の右奥にテンペラの壁画が現れる。皆しーんと静まって近づき、しばらくたって写真を撮り始めた。
来てよかった。観られてよかった。生きててよかった。
 鑑賞後、ふわふわした気持ちで前を走るトラムに乗ったら、反対方向だった。

 ミラノ2日目、観光最終日はクリスマス、ドゥオモや博物館は全部お休みだ。
ミラノ最古の教会サンタンブロージョ聖堂では、ミサがとり行われていた。大勢の信者の向こうに、天蓋のついた金色の祭壇が見える。司祭の説教が朗々と響き、お香の煙がもうもうと漂っている。外に出て回廊の柱にあるというケンタウロスの彫刻を探していると、正午の鐘が鳴った。
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 午後は結局ドゥオモ周辺へ。屋上には登れないが、大聖堂は開いていた。長い列に加わって入り、壮麗な何枚ものステンドグラスと絵画を見上げた。
ストリート・ミュージシャンのブルースギターが響く広場も、ガッレリアもマクドナルドも、ドゥオモ裏手のマーケットも、世界中からの観光客で溢れかえっていた。
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