チェンマイは楽しい_1日目2016/01/02

 チェンマイはにぎやかで安くて美味しくて辛くて楽しい。同じ地域に住む年代の違う三人の同行者それぞれ得意分野をごく自然に受け持ち、気楽ないい旅行になった。みんなありがとう。
簡単にまとめようと思っていた旅行記録だが、場所や値段も記しておけばいずれ役に立つかもしれない。∴ 少し詳しく書いておこう。太字リンクあり。12月のタイバーツ1Bは約3.5円

 1日目:タイ航空羽田発深夜便でバンコクを経由し、チェンマイ着は午前9時過ぎ
スーパーパワー雨女U(英語も強い)の参加により季節外れの雷雨の中を出発する羽目になったものの、その後は予定通り。朝のチェンマイ空港で両替後、スーツケースが4つ載るバンを交渉しホテルへ向かった。運転手ジョン氏が巧みにわたしたちの予定を聞き出し、4日目のコースを4人2,000Bで回るがどうかというのでOKする。いきなりのオファーだったけれど結果的によかったようだ。
 ホテルに着き、チェックインまでの間、荷物を預け散策に出る。初夏の気温の中、城壁内部の北東部からターペー門まで。小さい寺院(ワット)がたくさんある。昼食はアルーン・ライのカレー3種と春巻き&ビール、一人700円くらいなのにびっくりの美味しさだった。門周辺の店を少し見てから、初めてのトゥクトゥクに乗りホテルに戻ってチェックインした。(この後トゥクトゥクは何度も乗ったが、50Bから150B程度。運転席の横に一人座れば、4人で利用できた)
 一休み後、ニマンヘミン通りをゆっくり歩いて少し買い物、旧市街へ戻り、TripAdvisorで人気no.1のファン・ペンへ行ったがとても混んでいる。近くのレストランで激辛トムヤムクンや炒め物などの晩ご飯を取り、超ビューティチーム2名(UとマダムM)はネット予約済みの高級スパへ、町のスパチーム(わたしとNラン)も足裏マッサージの後ホテルへ戻り、長い一日が終わった。

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チェンマイは楽しい_2日目2016/01/02

 4人で出かけることになった後、2回ミーティングをして(2度目は鍋パーティ、調理してくれたマダムMは数年前ニューオリンズ遠征隊にも参加)チェンマイのホテル検索など旅行プランを相談した。行きたい場所に行くには現地ツアーがいいのか、自分たちで移動可能なのかなど。結果、現地ツアー会社を通してグループツアー(色々な会社が募集して参加者をまとめる相乗りツアー、英語ガイド)に申し込んだ。チェンライ1日ツアーとカントークディナー・ショーだ。

 2日目土曜日、チェンライ1日ツアーに出かけた。大きめのバンで参加者は10人余り。ツアー内容は
 ・メーカチャンの温泉で休憩、足湯
 ・チェンライで純白の寺院ワット・ロンクン観光
 ・アカ族ヤオ族の村に立ち寄る
 ・ゴールデン・トライアングルのメコン川ボートクルーズ
    ミャンマーを北岸に眺めた後、東岸のラオスに上陸
 ・タイ最北の町メーサイで国境ゲートを見る
  (遅めのビュッフェランチはラオスの後)

 チェンマイからチェンライを経て黄金三角地帯までは300km以上の距離があり、朝7時半頃から夜8時頃までの長いツアーだったが見所はいろいろあり、特に山岳民族の村とラオス入国が興味深かった。ラオスがどんな国なのか実はほとんど知らないのだ。けれど、ここでもミネソタの大人向けELSクラス同級生が自分について語った、メコン川を泳いでタイへ渡り、それからアメリカに難民として移住したという体験談を思い出すことになった。歴史が「映像の世紀」の中でなく、確かにこちら側に存在すると実感する瞬間だ。

 桟橋でUNICEFのTシャツを着た子供たちが、外国人観光客に小銭をねだっている。土の通り沿いに300mほど続くマーケットは埃っぽく薄暗く、カバンや衣類、お土産物、サソリとコブラ入りのお酒などが雑然と並べられていた。タイ人のガイドがスカーフを数枚買った。別のグループで来た日本人のおじいさん二人が地図を示して、ここはどこかと聞いてきた。答えると「アウンサンスーチーに会いたいね」「…」

 チェンマイに戻った後、サタデー・マーケットで夕食をとった。人が多すぎて注文するのも大変だが、ワンタン、春巻き、辛いカニ、焼きエビ、肉と何かの辛い炒め物、青パパイヤのサラダ、手をベタベタにしながら大満足の4人。充実の2日目でした。

chiangrai