灯台#6 初島灯台 ― 2013/10/05
熱海からフェリーに乗ること25分、初島の灯台に登って来た。
日帰りできない距離ではないが、熱海の温泉とセットにして名古屋の友だちを誘い出した。積もる話は深夜まで続き、朝は目がしょぼしょぼ。でも出かけましょ。
天気予報は小雨だったが、降られずによかった。
小さな島の中央にある小さな灯台、数えながら登ると階段数は合計50段だった。相模湾をぐるりと眺める。大島だけでなく、伊豆諸島の島影や、伊東、天城山、三浦半島などを展望台の床に描かれた地図で確認した。
晴天なら、富士山だけでなく房総半島も見えるらしい。
下の写真はクリックで拡大
登れる灯台シリーズはこれで6回目、静岡まで進んだ。すごろくのコマっぽい。
そして、忘れてはならない今回の海鮮料理(と、いきなり必須項目設定)は、先週解禁になった伊勢海老だ。
小さいものをお刺身にしていただくと、わたしたちが身をつついているのに、ヒゲや足がビクビク動く。かわいそうだねえ。と言いながら、お刺身後のお味噌汁のおいしさに、二人いっとき無言でしゃぶりついた。
カナダPEIの灯台---Rのために ― 2013/10/18
もうずいぶん前のことだが、2001年の夏に、カナダのプリンスエドワード島を訪ねた。親切なカナダ人夫妻の家に泊まり、3週間で3,000km、島内を車でくまなく(多分)巡った。
今週、学生時代からのごく親しい友人が亡くなった。春先の発病後、半年の短い闘病生活だった。何度もお見舞いに通ったが、行くたびに悪くなってしまうのだった。
わたしより数段しっかり者なのに、ヘンテコリンな部分もあり、とりわけそこが好きだった。効き目の見えない抗がん剤を変える時「今度はボーッとするのにして下さい」と先生に頼んだのよ、と言っていた。どれほど辛かったことだろう。
一緒に旅行に行こうね、と話していたが、店を持つ彼女と出かけることは難しかった。言うまでもなくかつてモンゴメリを愛読したRのために、いくつかの灯台をここに置いておきたい。
K校 先生、日本語で何と言う? ― 2013/10/27
上級学生(香港)からの質問
Q1: 英語ではよく友だちに、男でも女でも"I like you."って言うけど、
日本語では何と言う?
A: 「いい人だね」とか「おまえ、いいやつだな」が一番近いんじゃない。
Q2: "She's nothing."は何と言う?
気にしてないじゃなくて、全然考えてない感じ。
A: 「眼中にない」「目に入らない」かな。
つまらない人というnothingもあるらしいけど、その意味からすると。
先週、N1漢字クラスの授業中に、流れと関係なくこんな質問が飛んできた。取りあえず打ち返したけど、これでよかった?
もっとぴったりした自然な日本語がありましたら、教えてくださいね。
最近のコメント