こんな時には本を読もう2011/04/19

 大震災は、被災していない私たちの生活にもじわじわと影を落とし始めている。日本語学校のスタッフたちが数人、職場を去ることになった。
 心沈む4月後半。
桜はもう散ってしまった。
うん、こんな時には本を読もう。

 去年から時折調べている、アンダーグラウンド・レイルロード関連の絵本が届いた。地下鉄道とは、19世紀半ば黒人奴隷を自由州へ逃がすための秘密組織だった。
"Moses---when Harriet Tubman led her people to Freedom"は2007年、アメリカの優れた児童書に贈られるCaldecott Honorコルデコット名誉賞を受賞している。

コメント

_ ちこ ― 2011/04/20 15:21

へえ。面白そうですね。でも英語ですよね?
私は自転車でジムに行ったり、ネットを見る時間が増えたり・・・
読書もしたいのですが、ついついネットへいってしまいます(笑)

_ くろねこ ― 2011/04/20 18:23

学校の今後。
寂しいです…。
納得いかない…と、言ってみても仕方がないのは分かっているのですが。
凹んでばかりいる毎日です。

「こんな時には本を読もう」というdragonfly先生の言葉に…
ちょっと、反省!

明日からまた、頑張ろうっと^^

_ dragonfly ― 2011/04/20 21:36

自転車でジム、いいですね、ちこちゃん。
こちら、駅の階段にふうふう言ってます。言いたくないけど、歳だあ。
頭は使いたい。でもこれ子供の本;-)

_ dragonfly ― 2011/04/20 21:50

くろねこ先生、
こうなる前にも、非常勤の立場って風に吹かれる木の葉みたい、と思っていたのですが、いまや日本全体が大風にぐるぐる翻弄されているわけで、なるようにしかならないのでしょう。
でも、だからこそ、その日その日を明るくびしっと教えたいですよね。
世の中の流れと全然関係ない本を読むのは、気持ちの切り替えに有効だからかな。
学校で知り合った方々との温かい関係も、ずっと大切にしたいですね。

_ とんでれら ― 2011/04/21 00:10

こんなことになるなんて、去年学校と名のつくところから、すべて引いたときは、考えてもいませんでした。国外退去した欧米系もぼちぼち帰ってきていますね。彼らを待ちつつ、いまできることを。浅田次郎「珍妃の井戸」も面白いよ!それと島田荘司の「溺れる人魚」も面白かった。

_ dragonfly ― 2011/04/22 00:01

とんジュリさん、面白そうな本の紹介をありがとう。連休は読書。図書館にリクエストしておきましょ。私は最近、絲山秋子『妻の超然』が面白かったです。

去年の学生数とは比べようがないけど、戻るつもりの学生たちは連休明けにぼちぼち戻りそうですね。

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_ Tombow Notes - 2019/06/20 17:03

 アメリカで2020年に発行予定だったハリエット・タブマンの20ドル紙幣が延期されるという発表があったのは、5月後半のことだ。オバマ大統領政権時の2016年、奴隷解放組織アンダーグ