アバター、私の疑問 ― 2010/03/09
昨日からアカデミー賞授賞式を、YouTubeで部分的に拾って見ている。スティーブ・マーチンとアレック・ボールドウィンの節度あるユーモアがいいですね。ゴールデン・グローブの下品な司会とは大違いだ。
アバターが監督賞と作品賞を逃したのは、映像の素晴しさに比べ、テーマが弱かったということだろう。
些細なことだが、冒頭部分で私が感じた疑問は次のようなものだった。
「主人公はどうしてあんな車椅子に乗ってるの?」
他の惑星へ行き、遺伝子操作による人造生命体アバターに乗り込んで先住民と共に過ごす、というような技術があれば、負傷した脊髄を治療することもできそうだし、22世紀には当然もっと進んだ車椅子があるはずだ。
最初の不自然な設定に引っかかり、何だかヘンテコな話だなあ、と思ってしまった。
この手の疑問はSF作品にままあり、2012では人類の運命を決める現代の箱舟がチェーン1本絡んだだけで出航できず、主人公が水に潜るというドタバタ(見せ場?)などがあって、全体を薄っぺらにしていた。
整合性は大切。スターウォーズやターミネーターにはこじつけ的展開は少なかったように思うのだが、ひいき目に見ているかしら。
明日は『インビクタス』を見てきます。
アバターが監督賞と作品賞を逃したのは、映像の素晴しさに比べ、テーマが弱かったということだろう。
些細なことだが、冒頭部分で私が感じた疑問は次のようなものだった。
「主人公はどうしてあんな車椅子に乗ってるの?」
他の惑星へ行き、遺伝子操作による人造生命体アバターに乗り込んで先住民と共に過ごす、というような技術があれば、負傷した脊髄を治療することもできそうだし、22世紀には当然もっと進んだ車椅子があるはずだ。
最初の不自然な設定に引っかかり、何だかヘンテコな話だなあ、と思ってしまった。
この手の疑問はSF作品にままあり、2012では人類の運命を決める現代の箱舟がチェーン1本絡んだだけで出航できず、主人公が水に潜るというドタバタ(見せ場?)などがあって、全体を薄っぺらにしていた。
整合性は大切。スターウォーズやターミネーターにはこじつけ的展開は少なかったように思うのだが、ひいき目に見ているかしら。
明日は『インビクタス』を見てきます。
コメント
_ yummy ― 2010/03/10 06:45
_ dragonfly ― 2010/03/11 22:25
yummyちゃん、昨日雪掻きのニュースを見ました。大変だね。腰と背中に気をつけましょう。早く春になるといいね。
"Invictus"はほろほろ泣けました。 クリント・イーストウッドの抑制の効いた作り方が、登場人物に深みを与えていると思う。単なるスポ根じゃないんだよね。
アカデミー賞はビリー・クリスタルの司会も好きだったけど、今年の二人もよかった。James Taylorの"In My Life"もしみじみ聴き入りました。
さーて、片づけ済んだら、TOP8見ちゃおう。
"Invictus"はほろほろ泣けました。 クリント・イーストウッドの抑制の効いた作り方が、登場人物に深みを与えていると思う。単なるスポ根じゃないんだよね。
アカデミー賞はビリー・クリスタルの司会も好きだったけど、今年の二人もよかった。James Taylorの"In My Life"もしみじみ聴き入りました。
さーて、片づけ済んだら、TOP8見ちゃおう。
_ 大鳳 ― 2011/02/03 09:47
ものすごい亀レスすいません。
22世紀の最新技術を享受できない主人公ですが、彼はお金が無くて兄の代わりにアバターの世界へ行ったはずです。
今の21世紀でも先端医療を教授できるのは先進国でも保険の行き届いている人間だけです。
医療最先進のアメリカでも医療費の問題で治療が途中で終わっている人もいます。皆保険の日本でもいい車椅子を買うことができずに中古のがたがたの車椅子を使っている人もいますね。
脊髄の再生なんてものすごいコストがかかるから、仮に技術的に可能になっても、その治療を受けられる人間はごく僅かでしょう。彼は一般人なので、整合性はあると思います。
それなのに、金儲けのために軍事費に莫大なコストをかけている構図自体が現代の米軍への批判になっているのでしょう。
この年に政治的な理由で作品賞をとった「ハートロッカー」のような米兵賛美映画よりも内容の濃い映画だったと思います。
22世紀の最新技術を享受できない主人公ですが、彼はお金が無くて兄の代わりにアバターの世界へ行ったはずです。
今の21世紀でも先端医療を教授できるのは先進国でも保険の行き届いている人間だけです。
医療最先進のアメリカでも医療費の問題で治療が途中で終わっている人もいます。皆保険の日本でもいい車椅子を買うことができずに中古のがたがたの車椅子を使っている人もいますね。
脊髄の再生なんてものすごいコストがかかるから、仮に技術的に可能になっても、その治療を受けられる人間はごく僅かでしょう。彼は一般人なので、整合性はあると思います。
それなのに、金儲けのために軍事費に莫大なコストをかけている構図自体が現代の米軍への批判になっているのでしょう。
この年に政治的な理由で作品賞をとった「ハートロッカー」のような米兵賛美映画よりも内容の濃い映画だったと思います。
_ dragonfly ― 2011/02/03 21:55
大鳳さん、コメントありがとうございます。22世紀になってもすべての人が医療技術の恩恵を受けられるわけではない、ということですね。ふーむ、なるほど。時間があったら、もう一度見直してみようかしら。
ハートロッカー、私も作品賞を取るほどのものではなかったように思います。今年のアカデミー賞も楽しみですね。
ハートロッカー、私も作品賞を取るほどのものではなかったように思います。今年のアカデミー賞も楽しみですね。
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アバターはストーリーが甘すぎて、映像以外は面白いところがなかったです。3D眼鏡も耳が痛くなるしw
アカデミー賞は今年も生放送を見たのですが、今年になってはじめて気がつきました。副音声で見れば、邪魔な同時通訳がはいらないってことをっ!いまさらw
小学生のころから好きだった、スティーブおじさん最高!冒頭から腹を抱えて、一人で大笑いしてましたw
一瞬だけど、かつての相棒?故ジョン・キャンディーおじさんも映ってうれしかったです。
「インビクタス」はマットデイモンの肉体改造が見ものでしたよ。