恩師に会う2009/01/28

 大学時代の恩師に会った。実に○○年ぶり、半端ではない年数だ。
その数字に驚き、その一方で、記憶は気ままに情景を引き寄せるものだなとも思う。遅刻して入る教室の、スチールドアの感触まで蘇るのだから。

 卒論指導をして下さったのは、アメリカ南部文学がご専門の須山静夫先生だ。フォークナー、F.オコーナー、W.スタイロン、そしてアップダイクなどの翻訳を、数多くお出しになっている。

 卒業以来年賀状が行き交うだけだったが、去年ご出版されたご本を先日お送り下さった。一気に読み感想を手紙に書いたら、お返事が届いた。そこには、毎週行なわれている勉強会の時間と場所が書かれている。ご挨拶に伺おうか。
 決断力はない。行動力はある。(←最近の私のキャッチフレーズ) 思い切って足を運んでみた。

 お声はあの頃のままだった。

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