ゆっくりには理由があった ― 2014/05/25
何か調べ始めると、不思議に関連事項がつながっていく。そういうこと、ありませんか?
クレイジーホースの記事が、昨日のニューヨーク・タイムズに載った。いや、正確には、彫刻家の夫人が亡くなったというニュースなのだが、その中になぜ工事が進まない(ように見える)のかという理由が書いてあった。
ふーむ、そうだったんですねえ。そして、写真の二人の何とかっこいいこと。R.I.P.
NYTimes.com May 23, 2014
ゾルコウスキ氏がクレイジーホースを彫り始めた1948年、ルース・ロスさんはボランティア・グループの一人としてコネチカットからやって来た。2年後、彫刻家42歳ルースさん24歳の時に二人は結婚し、その後10人の子供たちを育てながらこの遠大なプロジェクトを続けた。
1982年にゾルコウスキ氏が亡くなった頃、計画では馬の部分に取りかかる時期だったが、ルース夫人は方針を変更した。高さ90フィート(約30m)のクレイジーホースの顔をまず仕上げ、観光客を呼ぼうと言うのだ。そうすれば、作業を続ける資金が集まる。
1,000エーカー(約120万坪)の敷地には現在、ミュージアム、レストラン、ギフトショップ、そしてノース・アメリカ・インディアン大学がある。
ルース夫人はただ仕事を守り続けるのではなく、あらゆる側面から全体を見渡して進展を図ることができる素晴らしい女族長だった、と記事はまとめている。
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