初級中心の10月期2011/10/21

 いつもながらノンストップで過ぎてゆく1週間。今期は、K校で初級後半レベル2クラスと超初級漢字クラスを、Y校で中級クラスと初級前半クラスを教えている。

 開講2週目のY校午前クラスで、金曜日はみんなの日本語2課の語彙テストだった。
ひらがな、カタカナもまだ定着していない学生たちだが、明るく機嫌良く勉強し、元気に帰って行った。「せんせー、またらいしゅう」

 これ、それ、おれ(あれ)
 くろま(くるま)
 てじょう(てちょう)
 ボルん(ボールペン)
  コンポュータ(コンピュータ)

 通常クラスに加えて、9月からY校でも初心者漢字の補講クラスを引き受けている。こちらはネパールからの学生が対象だ。
 くつろいで勉強中の3人。数年前からネパール人学生を教えているが、のんびり穏やかな性格は国民性と言っていいかもしれない。
 数字の10まで教えてもらいようやく言えるようになったので、うれしくなって11を"dash-ek"(10と1)と言ってみたら
「せんせー、だめ。ぜんぶ、あります」
つまり11も12も13も別の言葉らしい。そんなの...もう無理。

nepalstudents2011

コメント

_ T.Fujimoto ― 2011/10/25 21:56

「これ、それ、おれ」は、一緒に見た息子も大受けで、爆笑しました(^^)

_ dragonfly ― 2011/10/26 01:15

Fujimotoさん、これ、ナンセンスな響きが愉快ですよね。
今日は超初級漢字クラスで じゅうがつとおか → 十月と赤
と書いていたフランス人がいました。つまり彼も「あ」と「お」の間違い。
「じゅうがつとあか」と読んでいたのね。どういう意味じゃい?

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