ジャクソン・ホールの町など(第15次遠征隊#4) ― 2016/07/08
ジャクソン・ホールの中心は、四隅にエルクの角で造られたゲートのあるタウンスクエアだ。町の近くにはエルクの保護区があり、角は生え変わる時に落ちたものが使われている。ボーイスカウトが角集めの手伝いをするという説明もあった。

町そのものは盆地にあり、スクエアの周囲に昔のままの西部らしい町が縦横に10ブロックほど広がっている。背の高い建物はなく、ショップやレストラン、バー、ホテルも2階まで。観光用の馬車がのんびり歩いていく。

スクエア横では毎日夕方にガンマン・ショー Shootout が行われる。Old West 荒くれ者に正義が勝つ、古き良き時代のショーだ。

ところで、5月に見たハドソン湾クエストの携行食品ペミカン pemmican が気になり、アウトドアショップへ探しに行ってみた。
「全く聞いたことない」という女性店員。キャンプ好きらしい男性店員が「古い食べ物だよね。一度食べてみたけどまずかったよ」
最近カヌートリップやトレッキングに携行するのは、この棚にあるような乾燥した高カロリー食だとのこと。「これらはどれも美味しい」


今回借りたのは、韓国車KIAの白いコンパクトカーだった。なぜがナンバープレートなし。車に登録手続き中の用紙さえ貼ってあればOKなんだそうだ。
標高2,500mほどに位置し、山あり谷あり草原あり、湖や滝もある予想外に上り下りのきついイエローストーンでは、やや非力なKIAだった。
数年前まで日本車が多かったアメリカ国内のレンタカー業界に、じわじわ韓国車が増えているようだ。国産車GMやフォード、シボレーの割合も多い。日本車は個人所有が多いのかもしれない。まあ、希望的に言えば。

早朝5時、5日間借りたKIAを市内の営業所に返し(今回の走行距離は900kmほど)、レンタカー会社のシャトルバスで空港へ送ってもらった。
手前に写っているのは現在の軽量強化プラスチック・スーツケース、去年突然内部崩壊した(フレームがバラバラに)10年使用のソフト型を買い換えたもの。

朝日を浴びたティトン連山も美しい。

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