今年のベランダ菜園#2 ― 2010/11/03

気がかりなことはいくつもある。
だからこそ丁寧に暮らそうと思う。
猛暑の夏は、期待していたバジルに元気がなく、トマトを少し収穫しただけだった。
秋冬のベランダ菜園には、去年に続いて、三つ葉と春菊の種を蒔いた。
見た目は半年前とあまり変わらないけど、ローズマリーを柔らかい小さいものに植え替え、キク科の花は2週間前から切り花に利用している。
下旬には誕生日も来てしまう11月...
偶然のメール ― 2010/11/11
昨日、謎の売れっこシスターズたちと高田馬場のベトナム料理屋に行った。
定番生春巻き、バインセオ、青パパイヤサラダ、空心菜...を食べながら、話題はあちこち飛んだのだが、思い出して「そう言えば、2年半前ホーチミン市に行った時、N校の学生だったケチ君に会いましたよ」と話した。
さて今日、帰宅してメーラーを開けたら、あら不思議。その旅行以来連絡のなかったケチ君から、メールが届いているのだ。
結婚して子どもも生まれ、今は日本のメーカーの研修中で埼玉にいるという。
偶然って面白い。
ぜひ会おうね、と返信した。
Y校 初級クラスのミニテスト ― 2010/11/12
10月に始まったばかりの初級クラスは、みんなの日本語を素直に順調に勉強中だ。
毎日の授業は、まずミニテスト(短文ディクテーション)から始まる。
今日の間違い色々。かわいいですね。こう聞こえているんでしょ、たぶん?!
皆さん、よい週末を。
こちょせんせい こうじょせんせい こずうせんせい
こうじょうせんせい こちょうせんせい (校長先生)
かいぞく (家族)
しゅうじん (主人)
かくさん (奥さん)
ごとも (子供)
じょゆうず (上手)
べた (下手)
レッパル レパール ネペール ネパる (ネパール)
ロッテ優勝パレード、そしてお掃除 ― 2010/11/21
にぎやかな日曜日でした。町を挙げてのロッテ優勝パレードは11時から。
同じ番街の知り合いの家に上がり込み、紙吹雪を撒いてきました。わーわー。すごい!
(クリックで拡大)
パレードが通り過ぎたあと下に降りると、もうお掃除が始まっていました。
立って見ている人などいません。そこにいる全員が降り積もった紙片をせっせと拾い、ゴミ袋に入れてます。入園前の幼児たちも、楽しそうにお手伝いしている。人海戦術のお手本だね。15分後、町は元通りに。すばらしい。
都心から少し距離はあるし、風が吹けば電車はすぐ止まってしまうけれど、明るく住みやすい町です。町開きと同時に引っ越してきて15年。程よい距離の人間関係も好ましい。
夕方いつもの美容院で髪を切ってもらうと、店長さんが大きな梨をお裾分けしてくれました。
フランク・ロイド・ライトの銀杏 ― 2010/11/24
シカゴ郊外のオークパークに、フランク・ロイド・ライトの家とスタジオがある。ヘミングウェイの生家から、ほんの15分ほど歩いた所だ。(太字リンクしてます)
東京の銀杏がきれいな黄色に変わると、あのライトの家の前にあった大きな銀杏の木を思い出す。それはそれは立派な木なのだ。
訪ねたのは3年前の9月だ。確か30分毎にスタジオ見学ツアーが行われており、私は午後のグループに混じって、ガイドの説明を聞いた。F.L.ライトの意匠がふんだんにほどこされた食堂、ピアノが壁に半分埋まった子供部屋、、自宅は後にプレーリー・スタイルと呼ばれる建築の最も初期の作品だ。
庭に出てスタジオへ移動する時、ガイドが頭上に枝を広げる銀杏の大木を示し、
「このginko tree(銀杏の木)はこの辺では珍しいもので、F.L.ライトが遠くから取り寄せたのですが、秋には、おぞましい匂いの実がなります、とても臭い」
と、さもいやそうな顔で説明した。
「あのー、その中身はおいしいの。私たち日本人は好んで食べます」
という言葉が口から出かかったが、興味がなさそうな顔で木を見上げている見学者たちを見回し、何も言わないことにした。
考えてみれば、茶碗蒸しの底にひっそりうずくまる銀杏は好きだが、特に拾い集めたり買い求めたりするほどでもない。
が、以来、ginkoという名詞は私の中でF.L.ライトの銀杏になった。この季節になると、黄色い葉があの重厚な焦げ茶色の建物をさらに引き立てていることだろうと思う。匂いはともかくとして。
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