iTunes Uで最新米文学概論 ― 2010/12/02
5年ぶりに新しくなったパソコンで、あちこち覗いてみた。
レイアウトが美しいiTunes Uには、続々と新しいコースが設けられている。膨大な情報の海にブクブク沈みそうだが、気を取り直してキーワードを入れ、コースを絞り込んでみる。
Yale大学のエクステンション部に、すてきなものを見つけた。
Amy Hungerford教授は、若い頃のキャロル・キングに似ているかも。
数時間分をダウンロードする。さあ、これをiPhoneに入れておけば、学校の行き帰りにケルアックやサリンジャーについての講義が受けられるのだ。
U2やクラプトン聴きながらの通勤も悪くないが、一つ齢(馬齢とも言う)を加え、ますます古びゆく脳細胞、、、何とか刺激を与えなくちゃね。
ベトナム人学生たちと ― 2010/12/12
約1ヶ月前にメールをくれた卒業生たちと、都内某所のベトナム料理店に集まった。
卒業して4年半余り、学生たちは確かな大人になっている。
ほら、ジュニアも登場だ。かわいいですね♡
日本風ベトナム料理を食べながら、同級生たちのその後の様子を聞く。新傾向日本語能力試験についての質問が出て、ご同席のA先生がお書きになった対策本がひとしきり話題になる(アマゾンにリンクしてます、よろしく ^^)
アルバイトをしながら日本語学校と専門学校で学んで、日本の会社に就職し、家庭を持った彼ら。20代前半は苦労も多かったことだろう。
OKの出ている写真を、小さく貼っておこう。
うん、みんな、いい顔をしているよね。20代後半の、落ち着きのある明るい表情が印象的だった。
シュトーレン、学期末 ― 2010/12/16
学期末が近づく学校宛に、荷物が届いた。友人が主催する海外支援のNPO団体DankaDankaのシュトーレンだ。
(ホームページには他の支援グッズも)
ドイツではこの伝統菓子を、クリスマスを待つ間に少しずつスライスして食べる習慣があるという。ご注文くださった先生方に配り、私もひとつ持ち帰った。
おいしくなったよ(^^;)という友人の言葉通り、夕食後のテーブルでシュトーレンは見る見る小さくなっていく。
人形町にあるドイツパン店のものと遜色のない、滋養に満ちた味だ。ごちそうさま。
ところで、
今日で私の担当が終わった会話2クラスだが、10月の初日には少々とまどうことがあった。一人の韓国人学生が授業終了後、
「先生は私を無視します。質問に答えません。わたしは全然わかりません。かなしい。もういいです」
と暗い声でいきなり訴えたのだ。え、なになに?どういうこと?
「そんなことありませんよ。今日は忙しかったけど、いつでも質問してね」
確かにあたふたしていたけど、当初16人だった学生たちの名前を頭に叩き込みつつ、せっせと教室を回って、初日の文型をわかりやすく教えたつもりなのだ。
それにしてもJさんのこの発言、アニメとコミックブックで覚えた少女漫画的セリフだよね、とちょっと笑ったが、彼女はそれを受付にも持ち込んだ。ひょえ〜、笑い事じゃないぞ。今後どうなる?
教務からは即日、注意が回ってきた。
さて、今日の授業後、Jさんは「先生、一緒に写真撮りましょう」
それから他の学生たちと同様ハグをして、また会おうねと言い合い、エレベーターホールに出ると、別れ際に両腕を大きく広げて叫んだ。
「S先生、大好き〜」
うふふ。やっぱり少女漫画っぽかったね。
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