初台湾 前編 ― 2014/12/24
講師仲間Kさんと短い旅行に行って来た。初台湾はエバー航空羽田発のハローキティ・ジェットから始まり、3泊4日ながら驚くほど盛り沢山。それはもちろん、案内を引き受けてくれた親切な学生たちのおかげでしょう。
到着した日の午後、地下鉄と電車で九份へ行った。地下鉄のプリペイド・カードを買うだけでアタフタの二人組、電車の乗り間違いにギリギリで気づき、なんとか九份にたどり着いて、夕暮れの基山街と豎崎路を歩くことができた。日本とは違う匂いの街並み、食欲はそそられないけど風情があるなあ。
2日目の朝、4年前に教えたケイさんが友達と一緒に来てくれた。ギネス公認世界最速エレベーターに乗り(TOSHIBA製)、101ビル89階の展望台に上る。2014年現在世界で7番目の高さだそうだ。台北市を一望した後、1階の鼎泰豐支店で小籠包ランチ。瓜と海老、タロ芋、どれも評判通りの美味しさだ。
午後は剣潭駅から赤30番バスに乗り、初心者二人で故宮博物院へ行った。中国本土からのパワフル団体客に(文字通り)突き飛ばされながら、広い館内を3時間歩き回る。今年日本で展示された翠玉白菜や肉形石が戻ってきており、現地で見られたのはラッキーだった。
その昔世界史で習った「殷」時代が、現在の中国では「商」と呼ばれている。遠い古代からの展示物の量と厚みに圧倒され、人混みの中を歩き疲れ、喫茶室でタピオカ・ミルクティを飲んだ。それからミュージアムショップで、清朝の画家・王武(1632-1690)作、蜻蛉の複製画を購入した。
やや元気が回復したので、帰り道にある士林夜市に立ち寄る。すると、フルーツ屋のおばさんにだまされ、大きな鳳梨釈迦を法外な値段で買ってしまった。甘く美味しいけれど、後で聞くと数倍の値段だったそうだ。秘伝のたれで焼く士林名物チキンカツを道端で食べ、地下鉄で中山駅近くのホテルへ戻って、鳳梨釈迦を少しやっつけた。
初台湾 後編 ― 2014/12/24
3日目の朝、今年の学生ヴィッキーさんに阜杭豆漿へ連れて行ってもらった。有名な朝食屋さんは長蛇の列で、注文カウンターには早口の台湾語が飛び交っている。案内なしではとても朝食にはありつけなかっただろう。
龍山寺のお参りも、ヴィッキーさんの説明があればこそだ。願い事をしながら、数本の長いお線香を一本ずつ香炉に投げ入れてゆく。神妙に移動してゆくと、恋愛の願いごとを叶えてくれる(かもしれない)仏像の前には、何人もの女の子たちが列を作っていた。みんな幸せになりますように。
夕方ホテルへ戻ると、Kさんは「もう歩けません」
でも、旅行人格化しているわたしは再度外に出て、さっぱり湯麺店&足裏マッサージで10時半過ぎにホテルに戻った。
初台北ツアーはとても内容の濃いものになったと思う。近所の主婦仲間がガイドブックや資料を届けてくれたことも書いておこう。謝謝。
参考のために、ここにもtrip advisor他のリンクを貼ってみた。一度旅行すると、またすぐ行きたくなる国のようだ。
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