映画『ヘルプ』 The Help ― 2012/04/01
もしM.L.キングやローザ・パークス、フリーダム・ライドについて読んだことがあるなら、
もしケネディの時代に興味があるなら、
もし本場のゴスペルを聴きたいと思っているなら、
または
公民権運動についてあまり知らず、
ボブ・ディランの歌を口ずさんだことがなく、
ミシシッピ州がどこにあるのかを知らなくても、
『ヘルプ』は見るに値する映画だ。
たくさん笑って、じわーっと泣ける。もちろん音楽もよい。
60年代のアメリカ南部で女性であること、母親であること、娘であること、
黒人であること、白人であること、、、偏見、差別、友情、真実、と言葉を連ねると、つかみ切れないものが残る。痛快で奥行きの深い物語なのだ。
09年の春に、アメリカ南部にある4つの公民権博物館を訪ねた(旅行メモはちょうど3年前の4月1日だった)。
アラバマ州モントゴメリーの公民権記念館 Civil Rights Memorial Center で、Wall of Toleranceというデジタル画面に名前を加えたことを思い出す。
自分の生活における不平等や不寛容に立ち向かうことを誓った50万人の中の一人として、わたしの名前はまだあの壁の上を流れているだろうか。




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