灯台#2 観音崎2012/05/06


kannonzaki

 5月5日こどもの日、晴天。よし、三浦半島の観音崎灯台へ行こう。
連休前半は遠出していた、もう全然こどもではない娘が「やることな〜い」とつき合ってくれた。湾岸沿いに2時間弱、無理のないドライブだ。

 駐車場から小高い丘の上まで、約15分の遊歩道を歩く。木や草や苔の匂い。灯台の周りを高く低く、トンビが飛んでいた。観音崎公園の森の中に、鳶の巣があるのだろう。
 灯台の展望台までは55段余り。すると、高さは犬吠埼99段の3分の2ほどということか。ややくすんだ群青色の東京湾を、コンテナ船や貨物船、フェリーが行き来している。向こう側に霞んで見えるのは房総半島、富津岬の少し南のようだ。
 

マティスの赤 2枚2012/05/13

 土曜日、国立新美術館へセザンヌ展とエルミタージュ展を見に行った。テレビ番組でも紹介された都心の美術展はもちろん混んでいたが、予想していたほどひどくはなく、好きな作品の前で少し立ち止まることもできた。展覧会友だちKさん、ありがとう。

 絵を見る楽しさはどこから来るのだろう、といつも思う。作品を前にすると、うん、これだ、という言葉では表現できない種類の確信が湧くのだ。不確かな事柄ばかりだから、確信そのものがうれしいのか...
 揺るぎなく、これだ、と思うマティスの赤2枚。The Red StudioはMOMAにある。
はるばるロシアからもう一枚のHarmony in Red赤い部屋がやって来て、今回初めて見ることができた。

 簡単な英語で書かれた子ども向けのマティス入門書は、10年ほど前に購入した。金魚鉢や開いた窓、ダンスとともに、2枚の赤が載っている。


今日のAmazon2012/05/15

 午前の会話クラスで、学生たちが来週月曜日の金環食をどうするか、話し合っていた。
 おお、そうだ、わたしも準備しなくちゃ。
帰宅し晩ご飯を作り、Amazon検索をした。
「金環日食観測用メガネ」は在庫ありで、明日には配送される。ん、でもお急ぎ便には配送料がかかるんだっけ?プライム会員だった息子は引っ越してしまったし、今はどうなってる?
取りあえず、カートの中に入っていた本も一緒に注文することにした。
 “Blink“は翻訳『第1感「最初の2秒」の「なんとなく」が正しい』も出ている直感についての解説書で、少し前の全米ベストセラーだ。勝間さん翻訳による同じ著者の本もあり、ハウツーものかと敬遠していたが、YouTubeの"Faces Of America”で、Malcolm Gladwellに興味を持った。読んでみなければ、わからないよね。
はいクリック、今日のAmazon。

比喩表現 元気2012/05/22

明日はまた小魚のようにぴちぴち元気になるだろう。
     カレル・チャペック(チェコ)

霊薬を二口も飲ませてくれれば、傷はたちどころに癒えて、拙者はまるでリンゴのように元気になろうというものだ。
     セルバンテス(スペイン)

百万ドルみたいに気分最高
     (アメリカ慣用句)

牡牛のように健康
     (英語の慣用句)     

春先のモルダウ河みたいに元気
     村上春樹(作品名分からず。すみません、孫引きです)

太陽/お日様のように元気
子どものように元気
     (よく使われる日本語の比喩)

メモしておこう。
しぼんだ風船のように、あまり元気じゃないけど。