ミシシッピ川完結(第9次遠征隊おまけ)2011/01/09

 ミシシッピ川の源流へ行ったのは2001年の夏、およそ10年前だ。
源流 headwaters ミネソタ州北部のアイタスカまたはイタスカ Itasca と呼ばれる小さな湖にあり、周辺は Itasca State Park という州立公園になっている。
 2001年のその日、湖に到着すると、中学生だった娘はすぐさま靴を脱いで浅瀬を渡ったが、私は水に手を浸し、木の橋を向こう岸へ歩いただけだった。
 その後ミシシッピという単語を見るたびに「あの時、どうして川の中を歩かなかったの」と軽い後悔のような気持ちが沸き起こり、まあこの手のことはよくあるのだが、面倒くさがり・ズボラはつまらない、ということだよね(10年前の記録はここに、古いですが)

 さて、先月、フレンチクォーターを抜けて川岸に立った時、そこがアイタスカから4,000km下流であることを思い出した。ニューオリンズは、ミシシッピ川のほとんど河口に位置している。
 そうだ!
 不安定に積まれた石の斜面を、よろよろ降りて行く。上から見ると砂のようだったが、水辺はドロドロだ。靴がめり込む。これが Mississippi mud?(そういう名前のチョコレートパイもある)
よろけつつ腕を伸ばし、何とか水に手を浸した。ピチャ...
 うん、これでよし。
泥だらけの靴で、堤防の上に戻った。
ミシシッピ川を完結した(つもり)。見上げると、飛行機雲が浮かんでいた。

mississippi

コメント

_ ナビ子の生徒 ― 2011/01/13 14:16

ミシシッピ川源流と河口を結ぶ一つのストーリーが完結したのですね。
テトラポットを下りて川面へ一直線へと向かう後ろ姿に何か感じるものがあり
思わずシャッターを押しています。(メール便にて添付します)
快晴の青空のもと冷たい潮風がそよぐ午後でしたね。

_ dragonfly ― 2011/01/13 20:44

Nさん、お写真ありがとう。足下ヌルヌルだったんだけど、ニューオリンズ百合のマークの帽子かぶって、ほんと一心不乱に歩いていますね、私。予期せぬ寒波、空がきれい。ほとんど思いつきのmission complete!

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