夜行寝台TRENHOTEL(スペイン旅行記#14) ― 2008/01/20
アルバインシン地区からアルハンブラ宮殿を眺めヌエバ広場付近を歩いた後、荷物をホテルへ取りに行き、グラナダ駅からTRENHOTELに乗った。
写真は特等の個室、シャワーとトイレが付き、夕食と朝食が運ばれるようだ。
私たちは1等preferenteに乗った。こちらは2段ベットの個室で洗面台付あり、居心地よし。ドアにはプラスティックカードの鍵がついている。食事は食堂車へ行く。

検札に来た車掌はチケットを一度回収し、到着30分前にそれを返しに来る。寝坊せず、降りる準備ができるというわけだ。地図を見ると、この路線は大きく「く」の字を描いている。寝ている間に途中の引き込み線で進行方向を変えたのだろう。出発時一番後ろだった車両が、到着時には先頭車になっていた。不思議がる日本人2名。12時間走り、31日朝9時半、バルセロナに着いた。

写真は特等の個室、シャワーとトイレが付き、夕食と朝食が運ばれるようだ。
私たちは1等preferenteに乗った。こちらは2段ベットの個室で洗面台付あり、居心地よし。ドアにはプラスティックカードの鍵がついている。食事は食堂車へ行く。


検札に来た車掌はチケットを一度回収し、到着30分前にそれを返しに来る。寝坊せず、降りる準備ができるというわけだ。地図を見ると、この路線は大きく「く」の字を描いている。寝ている間に途中の引き込み線で進行方向を変えたのだろう。出発時一番後ろだった車両が、到着時には先頭車になっていた。不思議がる日本人2名。12時間走り、31日朝9時半、バルセロナに着いた。
バルセロナでバッタリ(スペイン旅行記#15) ― 2008/01/20
バルセロナで年越しだ。
大晦日、グエル公園やサグラダ・ファミリアなどを歩き、カタルーニャ広場に面した百貨店エル・コルテ・イングレスの地下でヘレスと年越し用ブドウを買った。夕食はバルTAPA TAPAでタパスいろいろ。ここを紹介しているサイトも多い。感じのよい気軽な店で、私たちも気に入った。
深夜、年越しカウントダウンに合わせて、ブドウを12粒食べた。12時の鐘の音とともにぶどうを食べるのは、スペインの習慣だそうだ。幸運のブドウ、よい年でありますように。
美術館やデパートが休みになってしまう1月1日にできることは限られている。モンジュイックの丘もランブラス通りも観光客で混んでいた。早目の夕食はイカ墨のパエーリャ。
外国の町で、教えた学生に偶然会う確率? 恐らくかなり低いに違いないが、帰国前日の1月2日ゴシック地区でピカソ美術館の入場を待っていた時、去年教えたホセにバッタリ会い、心底驚いた。

彼がバルセロナ出身だったにしても、長い列の中にいた私がひっきりなしに横を通り過ぎて行く人の一人に目をやったのは偶然だ。ある方向に進む因果系列である私(A)と、別の因果系列ホセ(B)が交差した瞬間とでも言おうか。
ホセは、日本で知り合った友だちを美術館へ案内するところだった。二言三言話して「証拠写真」を撮り、じゃあまたね、と別れた。
今年もたくさんの学生と知り合うことだろう。教えることを疎かにせず、人との出会いも楽しまなくちゃと思いながら、有名な4GATSに足を伸ばした。
19世紀末、17才のピカソはここで初めての展覧会を開いた、と紹介文にある。ガウディも通ったそうだ。いにしえのバルセロナを存分に味わえる店だ。私は中途半端な時間に入り、コーヒーが飲めなかった。ここも次回の宿題にいたしましょ。
今回のスペイン旅行備忘録はこれにて終了です。

大晦日、グエル公園やサグラダ・ファミリアなどを歩き、カタルーニャ広場に面した百貨店エル・コルテ・イングレスの地下でヘレスと年越し用ブドウを買った。夕食はバルTAPA TAPAでタパスいろいろ。ここを紹介しているサイトも多い。感じのよい気軽な店で、私たちも気に入った。
深夜、年越しカウントダウンに合わせて、ブドウを12粒食べた。12時の鐘の音とともにぶどうを食べるのは、スペインの習慣だそうだ。幸運のブドウ、よい年でありますように。

美術館やデパートが休みになってしまう1月1日にできることは限られている。モンジュイックの丘もランブラス通りも観光客で混んでいた。早目の夕食はイカ墨のパエーリャ。
外国の町で、教えた学生に偶然会う確率? 恐らくかなり低いに違いないが、帰国前日の1月2日ゴシック地区でピカソ美術館の入場を待っていた時、去年教えたホセにバッタリ会い、心底驚いた。

彼がバルセロナ出身だったにしても、長い列の中にいた私がひっきりなしに横を通り過ぎて行く人の一人に目をやったのは偶然だ。ある方向に進む因果系列である私(A)と、別の因果系列ホセ(B)が交差した瞬間とでも言おうか。
ホセは、日本で知り合った友だちを美術館へ案内するところだった。二言三言話して「証拠写真」を撮り、じゃあまたね、と別れた。
今年もたくさんの学生と知り合うことだろう。教えることを疎かにせず、人との出会いも楽しまなくちゃと思いながら、有名な4GATSに足を伸ばした。
19世紀末、17才のピカソはここで初めての展覧会を開いた、と紹介文にある。ガウディも通ったそうだ。いにしえのバルセロナを存分に味わえる店だ。私は中途半端な時間に入り、コーヒーが飲めなかった。ここも次回の宿題にいたしましょ。
今回のスペイン旅行備忘録はこれにて終了です。

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