Frank McCourt & Dave Barry2009/09/10

 フランク・マコートは、今年の七月に亡くなった。アイルランド、リメリックでの悲惨な子供時代を描いた『アンジェラの灰』もその続編の'Tis『アンジェラの祈り』も悲惨さの極みというか権化みたいな話なのだが、どこか突き抜けていて私は好きだった。

 彼とマイアミ・トリビューンのユーモア作家、デイブ・バリーが知り合いだとは知らなかった。どれを読んでもひたすらおかしいデイブ、そのバンドにフランク・マコートが参加したらしい。

 iTune Uで偶然手に入れたのは、去年のマイアミ・ブックフェアでの講演だ。もちろん、そういうブックフェアがあることを昨日まで知らなかった。Dave Barryで検索したら、Miami Dade College2008のムービーが見つかり、もちろんそういう大学も知らなかったが、見ていたらフランク・マコートが出てきたのだ。わあ、楽しい。

 『アンジェラの灰』は新潮文庫になっているね。3冊目の悲惨な話Teacher Man: A Memoirはまだ読んでいない。読書の秋、、。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://dragonfly.asablo.jp/blog/2009/09/10/4571023/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。