マラガでピカソ(スペイン旅行記#12)2008/01/16

 コスタ・デル・ソルの中心地マラガは、スペインで6番目に大きい都市だ。地中海に面し、明るく活気がある。
 朝のバスでアルへシラスを発ち、昼頃マラガのバス・ステーションに着いた。荷物をコインロッカーに預け、午後の数時間をここで過ごすことにする。
 ロッカーの鍵壊れ係員呼ぶトラブルはあったが、モロッコ体験の後である。もうちょっとしたことでは驚かない。

 マドリッドに続いて、ここのピカソ美術館と生家を訪れた。ピカソ・ピカソな旅である。娘は「ピカちゃん」と呼び始めた。

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 ガートルード・スタインやジェラルド・マーフィ夫妻との交際など、私が読んだのはまだピカちゃんのある側面でしかないだろう。最も多作な画家だそうだ。

ライオンの(いない)中庭(スペイン旅行記#13)2008/01/16

 マラガからバスでグラナダへ移動し、小さい市内バスでゴメルスの坂を上がって、アルハンブラからごく近いホテルに宿泊した。翌日ゆっくり朝食を取り、坂を2分下って宮殿入り口に行く。予約票があっても少々並ばなければならない。
 広い宮殿内を歩く。予約の際指定された時間というのは、名建築ナスル宮への入場時間だ。
 13:00ようやくナスル宮に入る。水を讃えたアラヤネスの中庭が美しい。池にはコマレスの塔がくっきりと映っている。
ライオンの中庭へと歩く。が、ライオンがいない、、、
修理中だ!

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また来なくちゃと思い直しながら、ワシントン・アーヴィングの間に入った。
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 実は旅行が終わってから 「アルハンブラ物語」を読んでいる。軽妙で深みがありすばらしい。1829年にアーヴィングがその本を著した部屋からは、アルバイシン地区が今こんなふうに眺められる。

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