Grand Canyon_3 (trip0906#6)2006/10/03

 グランドキャニオンのデータ:
サウスリムは平均で海抜2,100メートル、ノースリムは少し高く海抜2,400メートル。コロラド川からの高さは1,500メートル。
ヤヴァパイから正面に見えるイシス・テンプルまで、直線距離で8キロある。

 崖の上から大峡谷を見下ろすわけだが、実際にそこにいると高さはあまり感じない。むしろ展望ポイントを横から見る時に、その高さを実感する。
 トレイル沿いの岩の上に立って写真を撮っている人を何人も見かけ、足がすくんだ。おーい、その先は断崖絶壁ですよー!
 カメラのキャップを崖下に落とした人が、 "I'll get it" (取ってくるよ)と冗談を言っていた。調子に乗って、下の張り出し岩まで降りているバカ者も見かけた。

 ところで、来る前に『テルマ&ルイーズ』を見直したけど、あのラストシーンはかっこいいですねー。もちろん我々は飛ばない、分別ある日本のおばさんです。

Zion (trip0906#7)2006/10/03

 
 ローリン・ヒルが生まれてくる息子への思いを歌った"to Zion"が、耳の奥に残っていた。
"now the joy of my world is in zion"
次の目的地がZionになったのは、そんな理由による。

 ここはグランドキャニオンとは逆に、下から見上げる大渓谷だ。ヴァージン川に沿った道を、シャトルバスで入って行く。公園内にはいくつものトレイルがあり、私たちはそのうちのビギナーコース、Emerald PoolsとWeeping Rockのふたつを歩いた。

Places We Must Save (trip0906#8)2006/10/03

 
 帰りの空港でたまたま買った"National Geographic"に、"Places We Must Save"が特集されていた。
 危機に瀕する自然公園をいかに守るか。環境保護の意識が高まり、観光客の規制が行なわれている。かつては自家用車でごったがえしていた国立公園に、無料シャトルバスが走るようになった。ザイオンでは静かなプロパンガス燃料のバスが、1日に4,000台以上の車の走行を削減した、とある。
  
  今ではザイオンの渓谷沿いに、ヴァージン川の水音も聞こえる。
 ( National Geographic Oct.06 p.74)

初カジノ (trip0906#9)2006/10/03

 
 グランドサークルの一部を回り(ショートサークル)、5日目にラスベガスに戻った。さーて、初カジノだ。

 息子が持たせてくれた軍資金で、ルーレットをしてみた。息子の指令通り「1から12まで」に賭けることにする(彼の誕生日は12月1日)。この枠は掛け金最低10ドル、当たれば3倍だ。証拠写真がこれ。4回賭けた結果は20ドルが50ドル!だった。
 友人はスロットマシーンで1ドルが一時75ドルになったが、どうやって現金にするのか分からず、なくなるまでゲームを続けてしまったらしい。
 ともあれ、カジノは予想よりずっとより楽しいものですね。

 この後、サーカス・パフォーマンスのショー"KA"を見た。素晴らしかった。

queens of the shops (trip0906#10)2006/10/03

 
 とりわけブランド好きというわけでもなく、日本人としてはごく平均的な消費生活をしているつもりだが、アメリカの友だちは私を"queen of the shops"(買い物女王)と呼ぶ。

 ラスベガスからサンフランシスコへ飛び、翌日カーメルを散策した。集合場所を決め、それぞれに美しい街並を歩く。面白そうな店を覗き、1時間を過ごした。評判の良いきれいなレストランでランチを食べている時、友人が言った。
「ここのコーチはラスベガスのアウトレットより安いわよ」
えっ、ホント?

 30分後の写真がこれ。"four queens of the shops"
さすが、日本の主婦、って感心してよいのか?
 夜「4人でCoach23個も買っちゃった」とスーザンにメールを書くと「ワーオ、グレッグは私が地味なショッパーだと思うわね」と返信して来た。

 車に戻ったら、ワイパーに駐車違反(時間オーバー)のチケットが挟み込んであったことを付け加えておこう。