10月のダブリン文学散歩①2025/11/29

 10月中旬、アイルランドのダブリンに行った。
カタール航空ドーハ経由で(バジェット・トラベラーは計24時間かけて)成田出発翌日の昼過ぎ、町の中心部に近いホテルに到着。ひと休み後まず向かったのは、事前にNHK「街歩き」などで予習しておいたこの古本屋だった。
Ulysses Rare Books
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 ダブリンと言えばジェイムズ・ジョイス、ジョイスと言えば『ユリシーズ』。
その初版本をガラス越しに見せてもらったのだけど、実は申し訳ない。『ユリシーズ』読んでません。丸谷才一さん訳『若い芸術家の肖像』を大昔に読んだ記憶がある。今回、柳瀬尚紀さん新訳『ダブリナーズ』で旅の予習をした。それはもうどこにもない過去のダブリンではあるけれど。
 ユリシーズ初版本に興味を持ったのは、出版がパリの初代シェイクスピア・アンド・カンパニー書店の店主シルヴィア・ビーチによるものだったから(これがロストジェネレーション、G. スタイン、ヘミングウェイに繋がってゆく)
Ulysses Rare Booksカウンターの女性店員さんも、パリの2代目現シェイクスピア・アンド・カンパニー書店に足を運んだと言っていた。
「ものすごい混雑でしたよ」
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 2日目、現地1日ツアーに参加した。
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 目的はモハーの断崖(絶景という言葉はこんな景色のためにある)。クリックで拡大
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 そして、アイルランド西海岸の港町ゴールウェイだ。
800年の歴史を持つアイリッシュ・パブ The King's Head 
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 ランチは McDonagh's の名物フィッシュ・アンド・チップスとフィッシュ・スープを、ツアーバスで隣り合った)社交的なシンガポール女子とシェアした。揚げたてサクサク。
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 ツアーバスは、あちこちに羊が群れるアイルランドの丘陵地帯をゆるゆると走ってゆく。ツアーガイドの癖のあるアイルランド英語を理解しようとしているうちに、フランク・マコート作アンジェラの灰』の主人公フランクが悲惨極まりない子ども時代を送ったリムリックの郊外を通り抜けたようだ。

 ダブリン旧市街のセント・スティーブンス・グリーンという公園には、いくつかの銅像が立てられている。
コンスタンス・マルキエヴィッチ伯爵夫人 はアイルランド独立戦争の闘士だった、ということをブレイディみかこさん『女たちのテロル』からの流れで知った。通称マダムは、1916年の イースター蜂起 の中心人物だったという。
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 ジェイムズ・ジョイスも
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 ヘンテコリンだけど魅力的だった(と想像する)オスカー・ワイルドの像は、少し離れたメリオン広場の角にあった。
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 アイルランドの ジャガイモ飢饉  Potato Famine は、19世紀半ば1845年から49年のことだった。未曾有の大飢饉により、アイルランド人口は4分の1近く減少した。何ということだろう。このEdward Delaney's Famine Memorial以外にも、市内にはいくつかの飢饉記念碑がある。
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 わたしの到着日に合わせてドイツから来てくれた(元オンラインの学生)Cさん夫妻と、トリニティ・カレッジや国立美術館を楽しく回った。
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 これが、世界一美しい聖書の写本 ケルズの書 入り口(内部は撮影禁止)
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 それから、トリニティ・カレッジの歴史ある図書館を歩いた。素晴らしい
世界の美しい図書館リストには必ず入っています、当然でしょう。
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