旧Yahooブログの引っ越し ― 2019/06/07
Yahoo!ブログ終了に伴う移行ツールの提供開始、という案内が来た。しばらく放っておいた旧ブログは、いつだったか覗いてみた時には読み込み不可になっており、もう消滅したものとあきらめていたのだ。が、説明に沿ってデータ移動を試したところ、あら不思議、2005年から1年半ほどの記録が数日で復活した。
引っ越した旧「恐ろしべき」日本語教室(書庫)を読み返すと、あれもこれも愉快でたまらなかった新米教師の高揚した気分が蘇る。教えることは相互作用であり、初めて出会うどの学生とのやりとりも各々異なっているはずだ。その新鮮な意欲がすり減っていないだろうか。はい、摩耗してます、正直に言えば。
旧ブログには、アメリカ全州ドライブを開始した頃のことも書かれていた。2006年1月のメモだ。
「長田先生方式で、時々飛んではドライブしたら、60才くらいには終わるかな」と書いた13年前のわたし、いや、もう少し長くかかっているよ。おそらく、来年にはね。
タブマン紙幣の行方 ― 2019/06/20
アメリカで2020年に発行予定だったハリエット・タブマンの20ドル紙幣が延期されるという発表があったのは、5月後半のことだ。オバマ政権時の2016年、奴隷解放組織アンダーグラウンド・レイルロードの活動家だったタブマンの肖像が採用されると決まった時には、初のアフリカ系アメリカ人、そして女性であることの歴史的意義が晴れやかに語られたものだ。それから3年、前大統領の決定を次々と翻すトランプ氏が、タブマンは2ドル紙幣でいいじゃないか、と発言したらしいが、先月のムニューシン財務長官説明は、(偽造防止の技術的問題が理由にこじつけられ)2026年まで新デザイン札の発行はないだろうという歯切れの悪いものだった。
ハリエット・タブマン紙幣は実現するのだろうか。現在のアンドリュー・ジャクソンを裏面に追いやって?
地下鉄道の「女性モーゼ」コンダクター、ハリエット・タブマンは、一説では300人以上の奴隷を北部へ導いたとされる。上の画像はメリーランド州から自由州のフィラデルフィアまで、タブマンの辿った道を訪ねる州観光局のガイドブックだ。アメリカの小中学校で必ず取り上げられる人物の一人であり、出版物も数多い。
興味を持ち調べ始めたのは、10年ほど前だろうか。雨の中、ボストンのタブマン・スクエアへ歩いたことがある。シンシナティの国立地下鉄道自由センターにも、タブマンの写真は大きく掲げられていた。
紙幣発行を期待/記念して、今年日本でも関連の本が3冊出版されている。
・ハリエット・タブマン—「モーゼ」と呼ばれた黒人女性 上杉忍 新曜社
・自由への道: 奴隷解放に命をかけた黒人女性 ハリエット・タブマンの物語 ヒューマン・ノンフィクション 池田まき子 学研プラス
・自由への道―逃亡奴隷ハリエット・タブマンの生涯― キャサリン・クリントン 晃洋書房





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