旅行から帰った翌日から、10月期が始まった。M校で週３日午後クラスを、G校で週２日午前午後クラスを教えている。疲れ気味だが、教室はやっぱり愉快だ。

　プライベートで教えているアレックスは敬語に入った。＜お〜＞＜ご〜＞を練習中、急に何か思い出したらしい。
　「おかまめし、だめだよ。気持ち悪い〜」
何をお飲みになりますか、にも抵抗があるようだ。
　「変、JALみたい。ちょっとゲイっぽい」
練習したがらなかった。

　会話クラスでは、各国の迷信について短文を書いた。＜〜と、、、＞
　「パンの皮を食べると、髪がカールになります」オーストラリア
アニバル君、パンの皮をたくさん食べましたね。
　「３人でベッドを作ると、結婚しません」イタリア
シリル君、フランソワ君、チン君３人が「３人でベッド？結婚しない？何ですか〜」と騒いでいた。
ちがうんだけど。

　初中級クラスは17カ国20人、先週は使役文だった。ロボットにさせたいことをグループで考える。
宿題をさせる、掃除させる、料理を作らせる他のありがち文以外に
　ロボットにテロリストを殺させます
　世界に平和を守らせます

　M校韓国人２クラスは、ようやく名前を間違えず言えるようになったところだ。今期は初級ではなく、新しい中級教科書を使う。私も勉強が必要だな。