Umass卒業式(第19次遠征隊#3)2023/06/17

 さあ、卒業式だ。マサチューセッツ大学は州立大学で、5つの大学で構成されている。
実は今調べたのだが、アムハースト校の3代目学長は、あの(少年よ、大志を抱け)クラーク博士だったとか。歴史ある大学なんですね。

UmassL

 Ph.Dコースそしてマスターコースの卒業生が、各専攻ごとに入場する。全体では数百人にのぼるだろう。卒業生代表のスピーチをしたのは、つい最近、国内で武力衝突が起きてしまったスーダンからの留学生だった。
 博士号の学位授与は卒業生が一人ずつ学長と握手するが、修士号は次々に名前が呼ばれ、壇上を通ってゆく。大きなスクリーンに数秒間、卒業生の顔が映る。観客席に座っている家族たちは、卒業生の名前が呼ばれると、歓声を上げる。きゃー、わー、うぉー!!

 名前を聞けば、国籍は本当に様々だということがわかる。アフリカ系、アジア系、中南米、南米、中近東など、世界中からの留学生と移民が学んでいるのだろう。
インド系は大人数参加の家族が多いようで、愉快なほどの大歓声だ。少人数の家族も地味ながら精一杯大声で叫んでいる。
 娘のパートナーYさんに「スクリームする?」と相談すると、
「カメラに集中しなきゃ」という返事。
よし、それなら母親が声を張り上げるとしよう。イェーイ!

 この日の午後、娘たちはボストン市内へ、オンラインコースで一緒だった日本人仲間たちとのパーティに向かった。
留守番をしていた友人Mとわたしは、郊外のアウトレットモールへ。なかなか忙しい一日だった。

UmassBostonnwes

 後日談だが、5月下旬、CNNニュースにUmassという文字が流れた。
ボストン校の卒業式でスピーチをした億万長者が、何と卒業生全員に1,000ドルずつをプレゼントしたのだという。
500ドルは自分のために、半分は困っている誰かにあげようというメッセージ付きで。
素晴らしい話だ。
娘に伝えると
「えっ?わたしには?」

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