ピアノ弾きエルトン2007/11/26


 11月21日、エルトン・ジョンのコンサートに行った。
この間??年ぶりに武道館へ足を運んだと思ったら、なぜか2週続きになった。一緒に行った妹が「大きな波が来たんだね」と言った。確かに大波だ。ザッブーンと江戸城の門をくぐる。

 エルトンは赤い燕尾服と赤い靴で登場した。1曲目の"Your Song"はファン・サービスとも言えるが、やはり彼の原点だろう。それから2時間40分を、機械操作のため立ち上がって私たちに手を振る以外は、ほとんどノンストップで弾き続け歌い続けた。すばらしい。

 バックバンドもコーラスもなく、たった一人で武道館の1万数千人を引き込んでゆく。「還暦コンサート」と称したメディアもあったらしいが、年齢など問題にしないそのエネルギーにただ感心する。私たちは曲の中に取込まれ、エルトン世界の波間を漂っているようだ。

 Daniel, Rocket Man, Don't Let the Sun Go Down on Me, Sacrifice, などよく知っている曲の間に、メッセージ性の強い曲や内省的な曲が織り込まれる。単なるポップ・アーティストではない、堂々たるピアノ弾きエルトンだった。

コメント

_ yummy ― 2007/11/27 00:31

わぉ! 素敵。赤い燕尾服に赤い靴・・・素敵すぎる!2時間40分も歌ってたんですか!? ピアノ一本で?!おぉ~素敵です! 行きたかったなぁ。ゲイの人ほど素敵な曲が多いです。還暦だったんだ・・・
あ、お財布事情によりボンジョヴィは諦めました。

_ dragonfly ― 2007/11/28 21:29

yummyちゃん、私も今のところボンちゃんはパスかなあ、と思っています。
聴きに行きたい外せないシンガーリストでも作ろうかな。ベット・ミドラーとかね。

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://dragonfly.asablo.jp/blog/2007/11/22/2451469/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。