Amazonで見たり聴いたり2015/11/18

 Amazonで音楽配信サービスPrime Musicが始まった。
Prime Videoの内容を確認して、つまりHuluやNetflixと比較の上10月初旬Amazon Primeに再加入したのだが、こんな料金で見放題聴き放題って正しいこと? サービスを受ける側としてはもちろんありがたいけど。

 ここ最近は通勤の行き帰りにダウンロードした映画やドラマを見るようになり、読みたい本もあってなかなか忙しい(疲れ目に注意!!)
特にNHK地上波放送で見た吹き替え版"Downton Abbey"には笑ってしまうようなセリフがいくつもあり、字幕版でイギリス的に辛辣なウィットを確認できそうなのがうれしい。アメリカ的ユーモアとはずいぶん違うんだよね。
コックのパットモアが下働きのデイジーに
「辞書でも飲んだのかい」いつになく難しい言葉を使ったので
「邪悪な双子に入れ替わったのかい」指示に従わないので
「ナイル川まで水を飲みに行っていたのかい」ただ遅かったので
などなど英語では何と言っているのかな。

Let It Beのフレスコ画?2015/10/24

 秋葉原と千葉の間のJR線沿いに、このアパートを見かけた人は少なくないだろう。でも、写真を撮りに行く物好きはほとんどいないかもしれない。
今日沿線に住む息子を車で送った後、およその目星をつけて国道から脇道に入り込んでみた。おお、ありましたぞ。
letitbeapartment

数年前この壁画の存在を教えてくれたのは息子だ。その後わたしもこの路線を利用するようになった。高架線の防音壁が続いているため、電車の座席に座って見えるのはジョンとポールの頭だけ。窓際に立てば4人をとらえることもできるが、何しろ電車は走行中だから見えるのはほんの数秒だ。さらに上下の電車が定刻通りの場合、このアパートの周辺ですれ違うらしく、反対方向へ走る車両に遮られることも多い。
 リアルタイム・ビートルズ世代としては、これを見ると励まされるのだ。新しいことはすぐ忘れるけど、Two of UsからGet Backまで歌詞を諳んじることもできると思う、多分。最近では勝手にLet It Beフレスコ画と呼び、時に心の中でジョンに話しかけている。

ビールストリートでブルース(第14次遠征隊#9)2015/10/03

 忘れないうちに、秋学期が始まる前に、と始めた遠征隊記録が予想以上に長くなってますが、最終日は音楽。メンフィスに来たらブルースを聴かなくちゃ。
とは言え、サンスタジオやスタックス・ミュージアムへ行く時間はない。取りあえずメンフィス・ロックンソウル博物館へ行き、ビールストリートを歩くことにした。

 09年は貸切で入れなかったロックン・ソウルMをリベンジ訪問した。ミシシッピデルタ、クラークスデールのクロスロードで、ギターのテクニックと引き換えに悪魔に魂を売った伝説の男が楽しげにギター弾いてます。
rocknsoulm

beales1
beales2
 昼下がりのビールストリート、人通りは少ないが、店からは音楽が流れてくる。
遅めのランチに、寄ってくるハエを散らしながらBBQリブを食べた。庭ではブルースバンドがじっくりと、'the Dock of the Bay'他を聴かせてくれた。

 ところで、遠征隊員Mは毎回着物を着ることをテーマにしており、今回も何回か浴衣と着物で街を歩いた。すると興味を持つ人たちが決まったように声をかけてきて、ちょっとした会話を交わすことになる。見える日本文化を持ち歩くことは、ずいぶんと国際交流に役立つようだ。いいことですね。

 ここまでドライブした州は計44州になった。さあ、残りをどう走ろうか。

さよなら、ドクター・オリヴァー2015/08/31

 ロビン・ウィリアムズとロバート・デニーロが共演した『レナードの朝』(Awakenings)の原作になったのは、オリヴァー・サックス博士の著書だ。ついさっきニューヨーク・タイムズで博士の訃報を知った。



『音楽嗜好症(ミュージコフィリア)』はまだ読んでいない。素敵なタイトルの『妻を帽子とまちがえた男』も今年の宿題だ。
病気を持って生きる人間を記録することで見えてくる人生の本質、なんて書くと偉そうだな。とにかく面白いのだ。穏やかな笑顔の先生でありました。
R.I.P.
ところで、今思い出したんだけど、『レナードの朝』はゾンビーズ(The Zombies)の"Time of the Season"が流れるシーンがいいよね。

James Taylorの新アルバム2015/06/06

 スタジオ・レコーディングの新曲アルバムは13年ぶりだそうだ。タイトル曲"Before This World"にはStingがボーカル参加しているし、"You and I Again"というバラードでは、心に沁みるようなYo-Yo Maの伴奏が聴ける。レコーディング風景にわくわく。もちろん予約しましたとも。

ジャクソン・ブラウン in 東京2015/03/14

 12日の木曜日に、Jackson Browneを聴きに行った。東京で3日間行われたコンサートの2日目だ。
 授業後倍速早送りで引き継ぎ作業をし、マイケル・ジャクソンでも、ジェームス・ブラウンでもありません、などと言いながら渋谷Bunkamuraへ急ぐ。Running on Emptyじゃないね。Jacksonがいるのだ。

 会場のオーチャードホールで最後部の中央シートだったことにびっくり。って、ただ忘れていただけだが、そう言えば予定が読めず買いそびれ、結局一番後ろしか残っていなかったのだ。せっせと階段を上った。

 70年代からわたしのno.1はジェイムス・テイラーで、全アルバム(LP)がたぶん今も物入れの奥に入っている。ジャクソン・ブラウンを崇めていたのは、大学のサークル仲間の男子達だった。つまりジャクソンはJTの影にやや隠れていたわけだが、深みを増した声の変わらない優しさに引き込まれる。メッセージ性の強い歌詞はストレートで気取りがない。

JB2015

 ”Take It Easy”はアンコールの最初に歌われ、大歓声だった。東北の大震災4年目を踏まえての"No Nukes"バラード"Before the Deluge"まで、3時間を超える熱唱、よかった。ありがとう。手を振ってお礼の気持ちを伝えたい。立ち上がると、最後部からの such a fine sight to see:-)

アニー・レノックス、いいね2014/10/24

 アニー・レノックスの新アルバム『ノスタルジア』のトレーラーがすてきだ。
「スタンダード曲を歌う喜びは、郷愁という旅であると同時に、それらの曲にもう一度命を吹き込むこと。好奇心は人を鼓舞し、前に進ませてくれる」
 CDを予約した。



 でも、ユーリズミックス時代は全く知らない。忙しく面白かった子育ての80年代は、しみじみ音楽を聴く時間がなかった。
 アニー・レノックスに出会ったのは、たしかアメリカン・アイドル・シーズン7(2008年)の圧倒的な"Many Rivers to Cross"だ。その少し前、オスカー授賞式で「ロード・オブ・ザ・リングス」のテーマを歌っていたのを少し覚えてるけど。

 仕事に向かう電車の中で、アニーは効果的だ。叩きつけるような"Why"(何回言えばいい?この船はもう沈んでる。わたしの気持ちががわかる?)、意味不明な名曲「青い影」、アニーの力強い声に、今日もしっかりしなきゃという気持ちになる。ほとんど同世代、髪も同じくらい短い。