秋の小旅行/日光・益子ドライブ ― 2021/11/22
11月第1週に友達Mと栃木県の益子へ出かけた。コロナ第5波が落ち着いたので、またどこかへドライブ旅行しようということになったのだ。
紅葉シーズンまっさかり、入り口から渋滞している東北道を避け、外環から常磐道と北関東自動車道を経由して日光のM宅へ向かった。
益子2泊は、もちろんMの愛犬チャロくんも一緒だ。ペットも泊まれる宿はどこだろう。今回は、廃校になった小学校校舎を利用して造られたペンションを利用した。昭和の木造校舎は郷愁を誘うが、つるべ落とし、秋の夕暮れの資料館見学はなかなか不気味だ。
訪ねた場所
・濱田庄司記念益子参考館 (バーナード・リーチとの交流、登り窯も)
・益子陶芸美術館/陶芸メッセ益子 (藍染の展示会よし)
(小豆島に窯を持つスペイン人陶芸家と話した。自称ラマンチャの男)
・城内坂の陶器店通りと共販センター広場 (客用茶碗を購入)
・綱神社 (苔むした石段を登る)
・緑の庭 カフェ・フーネ (とても細い道の先)
・お蕎麦屋さん2軒 (アートな店と昔ながらの店)
・道の駅 もてぎ (季節のアイスクリームよし)
・リンゴ園売店
・手作り燻製ハム・ソーセージの店
写真を少し置いておこう。
日光 霧降の滝
北斎の時代には岩肌がもっと見えていたのだろうか。
益子 人間国宝陶芸家、濱田庄司の記念館
濱田庄司は柳宗悦、河井寛次郎などと共に民藝運動を提唱した。
釉薬の流描による作品。流し掛けを「わずかな時間しかかからないのですね」と問われ、「15秒プラス60年と見たらどうか」と答えたという有名な話がある。
瞬時の釉がけにジャクソン・ポロックを連想した。
森の中にある綱神社へ足を伸ばした。鎌倉時代初期1195年頃に、宇都宮家三代朝綱によって建てられたそうだ。と書いたけど、実は地方の歴史をほとんど知らない。樹齢800年の椎の御神木があった。根元にたくさん落ちていた小さなどんぐりが黒々とかわいらしく、友達もわたしもそれぞれ数個持ち帰ったが、何日か後には明るい茶色に変わっていた。そういうものなんでしょうか。
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