放送大学科目:南北アメリカの歴史2020/10/26

 西部劇からネイティブ・アメリカン文化に流れ、そう言えば、録画したままの放送大学教材があったっけ、と思い出した。
「南北アメリカの歴史」は2014年開講の科目で全15回前書きに、アメリカ大陸全体の歴史を大きな文脈で捉えようとしたものだ、とある。太古の文明から先住民、ヨーロッパからの征服者そして入植、奴隷制、、、北アメリカだけではなくラテン・アメリカ諸国の歴史も丁寧に論じられる。

americanhistoryTEXT

 さて、掘り出したテキストを片手に録画を見始めたはいいが、精鋭教授たちの講義に全くついていけない。いかんせん基礎がないのだ。世界史を学んだ(はずの)高校時代は遥かに遠い東西冷戦の頃だし、知識などカケラも残っていない。うろたえつつ、薄暗闇を歩く浅学の徒である。その混乱をよそに、最近の研究と学説に裏打ちされた授業が、画像を交えなから淀みなく進んでゆく。ヨーロッパ史がいきなり当然のように挟み込まれる
 「せんせ〜、ちょっと待ってくださ〜い」 映像を止めてはwiki、世界の歴史大図鑑、子供たちが使った世界史図説をめくった。笑わぬ東大教授陣の中で、高橋先生のお茶目な口調にほんの少しくつろぐ。

 落ち着いて考えれば、理解を助けてくれる手がかりがわずかあった。テオティワカンのピラミッド、リスボンのエンリケ航海王子、アルハンブラ宮殿、ネルソン記念塔、プリマス・ロック、独立記念館、、、晴れていたり曇っていたり、その日の風や光(や食べ物)を含んだ風景が記憶に残っている。せかせかとむやみに歩き回った場所が、この講義を通して有機的に結びついてゆくようだ。
 これは、どこにも行けない今だからこそできる勉強なのだろう。立ち止まることがなければ、相変わらず物見遊山に、気ぜわしい旅行を続けていたに違いない。2020年の抗えない流れに、むしろ自分なりの意味が見い出せたような気がする。

使用中の参考書:
worldhistory

nativeamerican

コメント

_ yummy ― 2020/10/29 20:39

大変ご無沙汰いたしております。お元気ですか。
アメリカ縦断旅行も休止ですね( ノД`)
学校もお休み中ですか?
これだけ長期化すると慣れてきてしまうのが怖いですね。

ドラッグストア勤めなのでこちらはてんやわんやの大騒ぎでしたが
ようやく落ち着いてきました。
変わらず8猫たちと元気にしてまーす。
いつか騒動が落ち着いてまたお会いしたいですね!

_ dragonfly ― 2020/10/30 14:35

わあ、Yummyちゃん、お久しぶり。コメントありがとう-)
時々ネコちゃんたちのご様子をのぞいてました。えっ8匹なの?楽しそう。忙しそう。

こちらは学生数激減だし、クラスも減って時間はたっぷり。旅行はいつ再開できるのやら。
でも、国内なら行き来できるし、ぜひお会いしましょうね。
冬が近づいてます。Keep warm!!

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