ウズベキスタンへ(1) ― 2018/05/04
サマルカンドという言葉にいつも思い浮かべていたのは、この風景だ。青の都。
4/20から4泊6日、ウズベキスタンのタシケントとサマルカンド、ブハラを旅行した。いずれもシルクロードのオアシス都市だ。同行者は、VISA切り替えのため一時帰国中だった娘。大人になり何でも話せるいい人になった。メモと写真を備忘用に置いておきたい。
今回は個人手配でなく5星クラブのツアーに申し込み、3都市を鉄道で巡った。わたしたち二人をスルーガイドと現地ドライバーが到着から出発まで日本語で案内してくれる、至れり尽くせりツアーだ。正解だった。実際のところ、自力で効率よく各ポイントを回るのはとても難しいだろう。
(到着翌日、急行列車シャーク号で首都タシケントから移動)
<サマルカンド>
ウルグ・ベク天文台 ティムールの孫ウルグ・ベクは15世紀の天文学者
シャーヒ・ズィンダ廟群 11-19世紀に建てられた霊廟群 階段を上がってゆく
シャブ・バザール ドライフルーツ、スパイス、丸い大型ナン 市場は楽しいぞ
レギスタン広場 三つのマドラサ神学校に囲まれた最も有名な広場 日曜日は国内外からの観光客で大混雑 サマルカンド・ブルーの美しいマドラサ内はどこもお土産物屋になっている ウズベキスタンの地方出身者はなぜか外国人と一緒に写真を撮りたいらしく、日本の母娘はあちこちで取り囲まれ、幾度も自撮り写真に加わった
ウズベキスタンへ(2) ― 2018/05/04
<ブハラ>
モンゴル帝国に征服された13世紀の後、イスラムのティムール朝時代を経て、16世紀にウズベク3ハン国が成立した。その一つがブハラ・ハン国だ。
かつての首都ブハラは、思いがけずステキな町だった。旧市街には古い建物を改築した小さなホテルが数多くあり、ヨーロッパからの観光客が長期滞在していた。夜には池を囲むチャイハナに人が集い、音楽が流れる。平和な「〜スタン」もあるのだ。
バラハウズ・モスク 池に映るクルミの柱が印象的
マゴキ・アタリ 市中心部に埋もれていた寺院 ゾロアスター教時代の跡もある
リャビ・ハウズ 樹齢数百年の木とチャイハナに囲まれた池 オアシス都市の名残
アルク城 20世紀にソ連の一部となるまでブハラ・ハン国歴代の王が住んだ
カラーン・モスクとミナレット 高いミナレットは戦争や地震をくぐり抜けた
タキ・バザール ドーム屋根で覆われたバザール 刺繍のスザニ、コウノトリのハサミ、織物、布類、細密画、お皿、、、誘惑に打ち勝たねば、と思ったのに
ウルグ・ベク・マドラサ 天文学者ウルグ・ベクが建てた最古の神学校マドラサも、中はお土産物屋になっている。魔がさして刺繍の変てこりんジャケットを買ってしまった(娘とガイドのアリさんに笑われ、買う気を失って遠ざかる距離が伸びるほど追いかける女主人の言い値は下がり、最初の半値以下で購入)、よかったのか?
気の遠くなるような細かい作業によって、美しい絨毯が少しずつ織られていく
ウズベキスタンへ(3) ― 2018/05/05
ブハラから早朝の高速列車アフラシャブ号でタシケントに戻った。車体はスペインのタルゴで時速250km、乗り心地よし。でも(旅行申し込みが遅かったため)2回乗ったシャーク号の(ソ連製)コンパートメントのほうが印象に残る。
首都観光は最終日だけ。夜の便で仁川を経由し、翌日帰国した。
<タシケント>
タシケント地下鉄 撮影禁止 2駅乗った 大理石などで装飾されたホーム
到着日からずっと晴天が続いていたが、帰国日午後から小雨になった。お天気に恵まれたウズベキスタン4泊。プロフ、水餃子、羊肉、ビールやワインおいしく、ガイドアリさんの日本語面白く(頼まれて少し訂正)笑い合う楽しい旅だった。
(無料で読める)旅の本 ― 2018/05/20
Lonely Planetの旅の本が、最近はAmazon Primeに置いてある。これらが無料で読めるとはありがたいことです。
紙の本も購入できるようだが、Kindleでも十分に楽しめる。ド・セルヴィ方式の仮想旅行に、またはいつか行くための参考に。
紙の本も購入できるようだが、Kindleでも十分に楽しめる。ド・セルヴィ方式の仮想旅行に、またはいつか行くための参考に。
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