本を買う借りる読む、映画を見る2016/10/25

 IMDbで予告を見て気になっていた映画"Genius"『ベストセラー、編集者パーキンズに捧ぐ』(邦題長い)が、いつの間にか日比谷のシャンテで始まっている。あら、大変。急いでAmazonに飛び、原作の翻訳もの草思社文庫2冊を注文した。本を読んでから映画に行くとなると、シャンテは終わってしまうけど、11月にイクスピアリで見られそうだ。

 映画と言えば、旅行後の宿題ロン・ハワードの"Eight Days A Week"を見に行き、それから『ハドソン川』と『ジェイソン・ボーン』にも行った。"Genius"はヘミングウェイ、フィッツジェラルドも絡むので必見。アメリカ文学関連ではエミリー・ディキンソンの伝記映画"A Quiet Passion"もあるが、地味すぎて日本公開されないかもしれない。そう言えば、これも地味なアリス・マンロー原作"Hateship, Loveship"はDVD発売されたのかなあ。

 図書館から回ってきた『下町ロケット2』は面白くて週末に一気読み3時間。待ち人数多数のため、すぐ返却した。池井戸さんは読後感が爽快。その10分の1ほどのページ数『サックス先生、最後の言葉』も同時に借り2回読み返した。まだ返さない。多分もう数回読む。スピードに乗って楽しむ本と、じっくり噛みしめたい本があるよね。机の上にはアンセル・アダムス写真集、久しぶりの筒井康隆氏、最近読み始めた堀江敏幸さんも載っている。
見ては忘れ、読んでは忘れ、今年も秋が深まっていく。