春のシドニー旅行#42016/04/09

 シドニーには他の都市同様たくさんの観光ツアーがあり、予約不要なフリーツアーに参加し徒歩やバスで市内の見どころを回ることもできる。でも無計画な二人組は、気の向くまま市内を歩き回った。

 その他に行ったのは
・シドニー博物館 Museum of Sydney
シドニーの歴史を知るのによいという説明通りの場所だった。入植当時の歴史、囚人を乗せた第一船団11隻の模型や先住民アボリジニとの接触など。上映中のムービーがオペラハウスの建築デザインを解説していた。
年別に並んだハーバーブリッジの厖大なデジタル写真集を操作していると、老婦人が近づき隣に並んで、橋が中央で繋がり完成後人々が最初に橋を渡るまでの様子を熱心に眺めている。お話ししたところ、わたしの母と同じ年だった。もう一人、小学校の同級生だったという老婦人もご一緒で、遠くから見える完成記念式典(1932年)の大きな照明が子供心に恐ろしかった、と笑いながら教えてくれた。
harbourbridge


・フィッシュマーケート Sydney Fish Market
世界第二位、築地魚市場に次ぐ規模(水揚量が大きい)そうだが閑散としている。と思うのは、築地の人混みが当たり前になっているせいでしょう。ムール貝や牡蠣が新鮮、食べなかったけど。見たことのないエビ bay bugs なども(今調べたら和名はウチワエビモドキ)海老じゃないのか?
syydneyfishm

・クイーン・ビクトリア・ビルディング QVB
1898年完成の美しいビル。ショッピング・アーケードになっている。

・パディズ・マーケット Paddy's Markets
こちらも歴史の古いビル。QVBと違って全く庶民的、というか1階のお土産品・衣類・雑貨・生鮮野菜マーケットは一体ここはどこ?というアジアっぽい雑多な雰囲気だった。だから好き。

・野外オペラ ツゥーランドット Turandot on Sydney Harbour
出発2日前にプッチーニのオペラが開催されるのを知った。いいタイミングで初めてオペラを見ることができラッキーですね。無教養ゆえ、正直なところ内容をほとんど知りません。パバロッチ氏とポール・ポッツさんのNessum Dormaを聴いたことがあるだけ。ピン、パン、ポンが愉快。3つの謎かけって何?前から2列目に座り、ドラゴンの口から突然噴き出す炎に驚く。
turandot

春のシドニー旅行#52016/04/09

 世界遺産の ブルー・マウンテンズ には是非行ってみたいと意見が一致し、現地ツアーにあらかじめ申し込んでおいた。早朝バスが迎えに来た。市内のホテルあちこちで参加者を拾い合計21名、国籍は様々だ。
 標準的なツアーに含まれているのは、乗り物3種を楽しめるシーニックワールド Scenic World 、奇岩スリー・シスターズを望むエコ・ポイントのトレイル、小さな町ルーラでのランチタイム、フェザーデール動物園 Featherdale Wildlife Park と帰りのフェリーだ。ガイドのジョン氏がオーストラリア英語で、出発からフェリー乗り場まで見えるものあれこれを説明してくれた。明るい。面白い。時々よく分からない。
ただし日程表はなく、その場その場の予定が伝えられて動くので、効率よい手順を好む日本人には(チェンマイのクッキング同様)ちょっとじれったい。これもオージースタイル?
案の定、熱帯雨林の道で迷子になる者4名、スリー・シスターズの岩場から戻らない(実はビールを飲んでいた)者3名、、残りのメンバーはその都度待たされることになった。
「日本人は時間を守るよね」とシンガポールのカップル。
「バスに乗るとすぐ寝るのは日本人と韓国人」とジョン氏。確かに。

 曇天でロープウェイの眺めはよくなかったが、インディ・ジョーンズのテーマで駆け上がる急な傾斜鉄道 incline railway が愉快だった。ひゃー。傾き52度。速い。
inclineBM

 オーストラリアへ来たからには、固有種の動物を見なくては。
フェザーデールはのんびりした動物園で、柵から出ているカンガルーもいる。ハリモグラ、ディンゴ、エミュー、そして人気者はやっぱり心和むコアラでしょう。コアラ・サンクチュアリの中だけ、一緒に写真を撮るための長い列ができていた。
kangaroo

koala