ホントに最後か、クラプトン2014/03/07

 先週のことだが、最終日のエリック・クラプトン日本公演に行った。一緒に出かけた大ファンの同僚によると、彼があんなに話すのは初めてだし(と言ってもほんの数センテンス)、日本でのライヴは今度こそ最後かもしれないとのこと。

 クラプトンの公式サイトには、
CLAPTON IN JAPAN: FINAL NIGHT IN TOKYOという記事が書かれている。

clapton

  1974年の初公演から40年、ブルース・ブラザーズ?の兄や妹は何回か出かけたけれど、わたしには初めてのクラプトンだった。噂にたがわぬ演奏に「神様〜」と叫ぶファンもいた。I Shot the Sheriff, Tears in Heaven...わたしだけでなく大勢の聴衆が泣いたことだろう。
 また来てもいいよね、エリック。

アリス・マンロー原作の映画2014/03/14

 読んだのはまだ翻訳『小説のように』一冊だが、その簡潔な文章に遠くへ運ばれてゆくような気がした。
去年のノーベル文学賞受賞者アリス・マンローには、10数冊の著作がある。
 映画『アウェイ・フロム・ハー君を想う』を見た時には、原作者がマンローであることを知らなかった。サラ・ポーリー監督の映像(カナダの白い冬景色)とジュリー・クリスティの演技が印象深く、何年たっても思い出す。

 "Hateship, Friendship, Courtship, Loveship, Marriage"も映画化されているらしい。去年カナダ国内で公開されたが、『LIFE!』(ウォルター・ミッティ)成功でアメリカでも4月には見られるようだ。主演のKristen Wiigは、サタデー・ナイト・ライブのコメディエンヌでもある。
こういう地味な映画が、日本にも来るといいんだけど。

'Hateship Loveship' のトレイラー