チェロキー族の酋長2013/11/02

 どことなくドン・チードルに似たこの人物が気になった。
6月末ウィリアムズバーグの印刷屋で見かけ、小さいポスターを買おうとしたが品切れ。その2日後、スミソニアンのアメリカ肖像画美術館でポカホンタスの横に架けられた絵で名前を知った。
Cunne Shoteってどう発音するんだろう。

cunneshote

 Cunne Shote、a.k.a.(またの名)Oconostotaは、テネシー州の渓谷で1710年頃生まれた。チェロキー族の最も有名な戦士の一人であり、Standing Turkeyとしても知られている。イギリスの3年に及ぶ戦いを終わらせ、平和使節代表として1762年ロンドンを訪問した。F.パーソンによるこの絵は、ジョージ3世と謁見した時の様子を描いているらしい。
服装はアメリカン・インディアンとイギリス人の文化的協調を意味しているが、固く握る鋭いナイフは、その関係が極めて薄いことを示しているのだとか。
資料によれば、表敬訪問に際しイギリス的作法を練習させたにも関わらず、彼はインディアンの習慣通りハグで挨拶し、周囲を驚かせたそうだ。頑固者だった?
1783年頃没。チェロキー族の村Chotaにお墓が残っている。

 Cuune Shoteの読み方は、結局分からずじまいだが、今年の宿題をひとつ片付けてみた。宿題と感じるのは、やはり太古のDNAの仕業なのか。

資料: