写真家Carl Van Vechten2012/01/29

 ラングストン・ ヒューズ自伝を読んだのは、ずいぶん昔、二十歳の時だ。10何年か前「極私的」アメリカ文学ファイルに彼の名前を加える時 、ちょうどよい画像はないかとまだ情報量の少なかった当時のネット上を探し、写真を貼り付けた。
 それから何年か後、シアトルの本屋で同じ写真家による写真はがきを買った。ハーレム・ルネサンス時代の若いL.ヒューズだ。その後、ビリー・ホリディや若いカポーティの写真もこの写真家のものだと知った。

 今では、写真家カール・ヴァン・ヴェクテンがジョージア・オキーフやスティーグリッツとも親交があったこと、さらにはガートルード・スタインの遺稿管理者だったことも、wikiなどで瞬時に知ることができる。リンクを辿れば、この場にいながら、イェール大学やNY公立図書館他にある数多くの写真を閲覧できてしまう。
 その便利さに驚嘆しつつ、ヴェクテンが資料の一部でなく何か特別なことと感じられるのは、何年も気にかけていたからこそなのだとも思う。

 膨大な情報とリンクは、繋がり合い絡み合って巨大な雲のように漂っている。粒を拾い集めてそこに意味を見いだすのは、もちろん雲の下にいるわたしだ。

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