がんばれ、アレックス2010/08/13

 久しぶりの平日オフ。夕方、Expediaから電話がかかってきた。
息子が9月に、カリフォルニアからネバダ、アリゾナにかけてのドライブ旅行を計画していることは聞いている。その予約についての連絡らしいのだが、若い社員の説明がどうにも要領を得ない。

 数分のやりとりの後わかったことをかいつまんで書くと、当初予約OKとしたモーテルが満室なので、他のグレードの高いホテルに変更させていただきたい、差額はExpediaが負担する、というものだった。
内容を確認し、連絡先電話番号と担当者名を伺った。
「アレックスです」
「あ、外国の方だったんですね。日本語、だいじょうぶ。お上手です」
いきなり教師モードに切り替わってしまった。

 敬語を使って日本人に電話する仕事は、そう簡単ではないだろう。こちらが返答した後しばらく間が空いたのは、理解に時間がかかったからか。やや奇妙に感じたのは、あいづちがなかったせいか、、。電話を切ってから、しばらくあれこれ考えた。
 そして、私たちが教えた日本語で仕事をしているたくさんのアレックスに、おーいみんな、がんばれ、と言いたくなった。