ノラ・エフロンの本2008/08/01



 同世代のAnnie Lennoxを聴きながら、Nora Ephronを読む。 When Harry Met Sally(恋人たちの予感)、Sleepless in Seattle(めぐり逢えたら)、You've Got Mailの脚本家だから、もちろん面白さは保証付き。独特の飛躍が楽しい、センスとテンポのよい文章です。

リフォーム記録#6 床貼り2008/08/06

 定点記録その3 先日まで、正面の収納の裏側に右手の部屋へ行く通路があった。

 我が家の廊下は、北側の玄関から家の中心を通ってT字型に伸びていた。それほど広くもない家に、こんな廊下は不要でしょ。非効率、もったいない、というわけで、収納部とリビングルームを広げ、洋室1へはリビングから入る新しいドアを設けた。
 
 床貼り終了。連日汗だくの職人さんたち、ありがとうございます。あと一息ですね。

リフォーム記録#7 完成2008/08/13

 工事は先週末、無事終了した。その後、コンテナに1ヶ月近く保管されていた荷物が戻って来て、片づけに追われている。
 リフォーム前、『ドイツ式整理術』や下重さんの『持たない暮らし』その他、収納や整理整頓に関する本を読み、不用品はかなり捨てたはずなのに、なぜだろう。せっかく広がった収納部の大部分は既に埋まっている。モノって自己増殖する?

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定点記録その4 エコ・コンシャスなリフォーム 照明器具はもちろん電球型蛍光灯 シーリング・ファンもつけてみた。

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工事をお願いしたS社の皆さん
猛暑の中、お疲れさまでした。

G校 初中級の短作文2008/08/20

 『中級へ行こう』5課。ます形(連用形)で文をつなぎ、<例 ATMの使い方 など>を説明する。一人ずつ短文を発表し、皆で何の説明かを考えた。さあ、何のやり方でしょうか。

 1 まず、うんどうし、水をのみ、うんどうし、
   あと、ごはんをたべないで、ねます (チェ)

 2 ペンを出し、静かにし、紙に書き、
   泣きます             (スティーブン)

 3 パンツをさがし、すわり、ボタンをおします
   (「さがし」は「下げ」の間違いだった、、)
                    (ロビン)


             答
             1 やせ方
             2 漢字テストの受け方
             3 トイレの使い方

 隔週水曜日は漢字テストの日だ。授業後引き継ぎを書いていると、別教室でテストを受けたスティーブンたちがにこにこ顔で戻って来た。
「泣きます、じゃなかったね」
「はい、笑います、だった」
よかった。

ストリートビューで調べる2008/08/26

 予約を済ませたホテルは、その町のどの辺りにあるのか、
google earthとmapを使えば事前に駅からの距離などを下調べできるが、今年はさらにストリートビューを使ってその場の実際の様子が見られる。
住所を入力してマップを出し周囲をヴァーチャルに歩けば、ホテルの入り口も見つかるのだ。すごいですね。

 そう言えば、うちも見えるのかな?と試して驚いた。窓までくっきり見えるのだ。

 このサービスは日本ではつい最近、今月の5日に始まったらしい。12都市に対応しているようだ。
それにしても一体どうなってるの?
 息子に聞いたら、360度撮影可能なカメラが町を走り回って撮影し作るのだそうだ。

キリムを買いに2008/08/28

 キリムを買いにトルコまで行きたいものだなあ、と思いつつ、とぼとぼ中野まで行った。
 ネットでそのお店を見つけてから2ヶ月、大きさや色を吟味し(もちろん値段も)、私のキリムは既にショッピングカートの中に入れてあった。でも、やはり実物を見てからでないとね。

 あらかじめメールで来店予約をして行ったので、店の人はすぐカイセリ産のカリヨラサイズを出してくれた。ふーん、思ったより軽いものなんだ。
 比較のため同じようなものを数枚広げてくれると、うっ、目移りしそうだが、最初の直感が大事と思い直す。
 配送をお願いして、M校へ向かった。
キリムとネイティブ・アメリカンのブランケット(ペンドルトンじゃなく http://www.faribaultmills.com/ )、それぞれ遠い所で作られたものだけど合いそうだ。

G校 スピーチ・コンテスト優勝!2008/08/29

 今日は前期スピーチコンテストだ。この日のために学生たちはせっせと(とは言えない輩もいたが)作文を書き、教師が添削して学生が清書した後、クラス内発表を行ない、投票して代表を決め、、といつもより多忙な1ヶ月だった。

 今年度から、スピーチ発表をするのは、みんなの日本語修了以上の学生になった。つまり、私たち初中級クラスが、代表の中では一番下のレベルということになる。語彙の量も文法の知識も、もちろん中級や上級にはかなわない。だが、初級修了レベルの日本語でも、何かをしっかり表現することはできるはずだ。

 クラス予選では、ダントツ1位でアントニオの『中村さんの話』が選ばれた。課題「私のまわりにいる日本人」を、短いけれど深みのある話にまとめている。
 応援団長は、穏やかで機転のきくスティーブンが務めることになった。

 午後2時、コンテスト開始。アントニオの発表は4番目だ。
他のクラスに較べると、一番地味な応援団、、。でも気持ちは伝わるね。ガンバレ、アントニオ。

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 落ち着いているように見えるが、200人の前で話すのはドキドキだろう。あれれ、何かちょっと抜けてないか。

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 私たちのアントニオが優勝だ! 結果発表に、クラスは大喜びだった。
素晴しい。おめでとう!
 賞品はNintendo DSと金田一先生の『日本語レッスン』だった。

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 考えてみると、パフォーマンスではなく、スピーチに徹したことがよい結果になったのではないかしら。
 「中村さん」とは、アントニオが出会ったスーパーの掃除人であり、イタリア語も話せる元エリートだった。人生の悲哀、そこから人は何を学ぶか。誠実さが感じられる素敵な文章だった。抑えたユーモアもよかった。